先々週のことなんですけど、「研ぎ師デビュー」しました。…とはまぁ大げさですが、生まれて初めて「包丁を研ぐ」ことをしたわけです。
「刃物を研ぐ」だったら、中学の技術の時間や、高校の木工クラブの時間に経験済みです。どちらも上手くいかず、何となく苦手意識を持ち、その後ずっと敬遠していました。
昨年、山荘を取得し、家具や電気製品と一緒に台所用品一式も譲っていただきました。何しろ古い物件でしたので、包丁なんか切れないんだろうな…と予想していました。ところが…自宅より余程よく切れるのです!びっくりです!どうも前オーナーさんが自分で研いでいたようで、引き出しの奥にシャープナーが入っていました。
よく切れる包丁って、使いやすくて、ちょっとだけ料理が上手になったような気分になります。薬味のネギを刻むのにしても実に気持ち良く切れてくれます。山荘に行く=自炊が楽しみ、そんな感覚になっていました。
現在、山荘は冬季閉鎖中です。自宅にずっといますが、切れない包丁にちょっとイラッとしたりします。そこで、意を決して「研いでみよう」と思い立ち、入門セットの購入に至りました。
こんな5点セットです。(左から)
- 砥石台
- ラバーベース(砥石安定用)
- 両面砥石(#1000/#6000)
- 面直し砥石
- 補助具(包丁の角度を決める)
砥石台にラバーベースを載せ、さらに砥石を載せたところ。
さて、先々週、初めて研いでみたんですけど、なかなか初心者には難しさもあります。何しろ、どのくらいの力加減で研げば良いのかわかりません。まず初日には2軍の包丁を試しに研いでみて、次の日の本番に1軍現役の包丁を研ぐ、という方式にしました。
必死だったし、手が汚れるので、写真を撮っている余裕がなかったのが残念ですが…。一応、研ぐ前より切れるようにはなりました。この調子で回数を重ねて、少しずつ上達して行きたいと思っています。普通の家庭で独り者なので、月に1回くらい研げば良いかなぁ…?
こういう取扱説明書が同封されていました。わからないところは、ネットで検索しました。(いつもどおり。)
山荘に誰か泊まりに来たとき、夜中に包丁を研いで…キラーン!ふふふふふ…というのをやってみたいですね(笑)。