水とガソリン

昨日、水がもらえてうれしかった話を書きましたが、今日、待望の水道が開通しました。うれしいですね。
早速、5日ぶりに風呂に入り、たまっていた洗濯をし、ガラスの破片にまみれた食器を洗いました。これでようやく、本格的に復旧に向かう意欲がわいてきました。
風呂は、入ったのですが、十分に水出しをしなかったので、やや茶色いお湯になってしまい、まるでにごり湯のような感じでした。それでも、風呂がこんなに気持ち良いものだと、久しぶりに感じました。(『マグマダイバー』のシンジくんみたいですw)
まぁ、以前入院していた時の経験として、『人間、垢じゃ死なない』というのがあります。野生動物だったら風呂なんか入りませんから。いや、ということは、風呂に入る、入りたくなるってことは、文明人の証かもしれないなぁ。
考えてみると、水道のコックをひねるだけで水が出てくる、っていうシステムは大したものです。ふだん、当たり前のように使っていますが、本当にありがたいものです。今回の体験であらためて感じました。昔、登山のまねごとをした時、一番貴重なのは水で、生活に必要な量の水がこんなに重いのか、と驚いたことを思い出しました。


昨日・今日と普通に通勤しています。私はマイカー通勤ですが、両日とも変なところで渋滞していました。ガソリンスタンドの給油待ち渋滞です。開いているところはもちろん、開店前から並んでいるところもあり、人々の必死さがうかがえます。職場でいろいろ話を聞くと、ほとんどのスタンドは在庫が底をつき、タンクローリーが着く度に、来ただけ売る、という形になっているみたいで、一人あたり\2000とか\3000までという制限つきだそうです。うーん、自分の車はあと数日持ちそうですが、その後は並ばなくちゃいけないのかなぁ…。
こうなっているのは、まず常磐線が動かないこと。日頃電車で動いている人が車に乗り換えているということです。次に、流通が滞っていること。地震以後、全国的な傾向だと思います。そして、品薄感を感じている群集心理。…これが一番怖い気がします。古くはオイルショックの時のトイレットペーパーを思い出しますが、この心理に乗じて儲けようという輩が必ず出てきます。欲がからんでますます品不足になり、悪循環となります。
現在、うちの車の燃料計は、真ん中をやや下ったところ。当面、あせらずに、給油はなるべく先送りにしようと思っています。


今夜はうれしい事がもう1つ。さっき気付いたら、ネットが復旧していました。体感速度は遅めなんですけど、とにかく、これで家庭内はほぼ元通りの生活になりました。