朝の事故渋滞

毎日、車で通勤しています。お気に入りの田舎道を30分ほどで職場に着くのですが、今朝はちょっと事情が違いました。
市町村境の峠を抜け、集落に入るところで、なぜか渋滞。『えっ、こんなところで…なぜ?』
この先、信号のない丁字路があり、それを左に曲がるのがいつものルートですが、もしかしたら丁字路で事故でもあったのかもしれません。今日は…えーと、急ぎの仕事はないし、まぁ少し待たされても良いや…と、のんびり構えることにしました。でも、5分経っても10分経っても動きません。朝の通勤時間帯の10分って…かなり大きいですよね。
私が停まっていたあたりは、右側が荒れ地と山林、左側は5mほど下に水田が続き、田んぼの向こう側には細い田舎道。待ちきれなくなってその田んぼ道を行く車も何台か見えます。見ていると、反対方向からも車が来て、すれ違いに悩んでいる様子。どちらかが少し下がったり、待ったりしないとすれ違いができません。あれじゃぁ、行ってもダメかな…。
それでも、我慢できずに抜け道を行こうとするのか、それともあきらめて引き返すのか、少し先の作業場入り口を使ってターンして来る車が何台かいます。その何台かの分、少しだけ前進できて、前の様子を見ることができました。…でもまだ、もう少し進まないと、何が起きているのかはわかりません。うーん、もう少し我慢するかな…。
結局、20分近くその場にいたと思います。あるタイミングで急に車が流れ始めました。現場を通過しながら見てみると、左前方がぐしゃっとつぶれた車が1台。右側の民家はブロック塀と壁の一部が崩れていました。たぶん、反対方向から来た車が、左側の民家に突っ込み、その反動で道を塞いでしまったんじゃないかと思います。で、車を路肩に寄せて、通行可能になった…と。救急車も来なかったし、けが人はなかったみたいで幸いです。
普段30分の通勤が、50分以上かかってしまいました。(当たり前ですが、どこからも「遅延証明書」は出ません(笑)。)田舎の道は、一旦渋滞になると抜け道がないのでどうする事もできません。こういう時のために抜け道を探しておこうかとも思いましたが、そもそも田舎の道では事故自体が少なく、今回の場所も3年以上通っていて初めての事故渋滞でしたから、抜け道を探したとしても使う機会はないかもしれません。
それにつけても、交通安全に心がけたいものです。皆さんも、お気を付けください。