新版「未知の星を求めて」

今日、注文していた本が届きました。
高知のコメットハンター関勉氏の著書「未知の星を求めて」です。天文界の大御所なので、関先生と書くべきかもしれません…が、一番似合っている称号はやっぱり「コメットハンター」でしょう。これなら関先生も許して下さる!たぶん…。
1966年に初版(関記念出版会)、1973年に再版(三恵書房)されましたが、その後長らく絶版になっていた本です。が、1993年、関さんがご自分で自費出版なのか、東亜天文学会彗星課としてなのか、出された事がありました。
私はたしか中学生の頃、三恵書房版の「未知の星を求めて」を読んで大いに感激し、天文への情熱を燃やしたものです。同年代・同時代のアマチュア天文家に大いに影響を与えた一冊であるのは間違いありません。新天体発見のドキドキする過程が、関さん独特の、わかりやすくドラマチックな文章に仕立てられています。伏線を置いたり、天文学の解説が適所に入ったり、それはもう名著と言うほかありません。
その「未知の星を求めて」、この度新版として発行されることになり、先日、予約したところです。気がついたらもう発売日。今日、宅配便屋さんが届けてくれました。

帯は藤井旭さん。これまたアマチュア天文界の、天体写真の大御所です。
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低空のアカネ色がきれいなので、帯を解いてみました。
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予約者限定、関さんのサイン付きです!ありがたや、ありがたや…。
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今日明日、お天気も悪そうなので、ゆっくり読書することにします。