ネブラ・スカイディスク

深夜のBSの番組で、最古の天文盤「ネブラ・スカイディスク」について放映していました。実に興味深い話です。


1999年、ドイツ、ネブラ(Nebra)*1という町で発見された直径30cmの円盤。実はこれ、紀元前2000年頃の青銅器文明時代の遺物で、天体の運行を表す円盤でした。その頃日本はまだ縄文時代。世界でも四大文明の時代で、この時代にこれほどの天文知識があったという事は驚異です。
これがその円盤の画像。(某webより拝借…)

月の左上の星の集まりは、すばる(プレアデス星団)だそうです。天文マニア的には、残りの星が実際のどの星を表すのか、解き明かしてみたい気持ちがします。でもこの並びを見る限り、あまりにもランダムで、どうも装飾のような気がします。
基本的な疑問が。左側の丸いのは、太陽なのか満月なのか?太陽だとして、なぜこの位置に?夏至点…はこの時代だと、しし座だから離れすぎているなぁ。うーん、謎ですね。


これだけではネタとしてつまらないので、発掘された場所をgoogle mapで探してみました。いつか機会があれば訪ねてみたい場所です。
どうもgoogleがうまく貼れませんので、リンクを貼ります。リンクはこちら→Nebraの発掘地点
たぶんここだと思います。番組ないで、公園のように整備され、タワーがあって、発掘地点には樹脂製のフタがされ…とありました。タワーの右上にあるのがフタじゃないかなぁ…?

*1:はじめ、Nebula(星雲)かと思いました。まさか、ね…。その時代にはさすがに「星雲」の概念はないでしょう。