部分月食&だらだら元日

昨夜は、やかん師匠が来て、明け方の月を観測していました。
実は、今日の明け方に部分月食がありました。食分(欠ける割合)が8%くらいなのであまり騒がれませんでしたが、あったんですよ。で、いざ本番になって『あれ、部分月食で更新するの忘れた』と思った次第です。いや実は、パソコンを更新したせいで、軽い画像処理ソフトが使えなくなりました。*1つまり、画面コピーのbmpファイルをjpgに変換したり、切り取ったりする程度の処理ができれば良いのですが、以前使っていたソフトが使えないのです。なので、どうせ画像を使った更新はできなかったのですが…。
今回の部分月食、今朝の03:51に欠け始め、最大が04:22で8%程度欠け、食の終わりは04:53という時間帯で、普通の方は起きていないし、さほど話題にもなりませんでした。それでも、満月の時(普通の星見屋さんはお休み)の時に起きる現象なので貴重といえば貴重です。一応、心の準備だけはしていたのです。
…が、日没頃に来ると言っていた、やかん師匠が来ません。年越しそばでも食べようと、そば・つゆ・天ぷらを買って待っていたのです。でもただ待っているのも退屈なので、ついつい一杯、二杯、三杯と飲んでしまい、やかん師匠が来た頃にはけっこう酔っぱらってしまっていました。いやーこれが間違いの始まりでした。
年越しそばを食べながら、紅白などは見ずに、やかん師匠が持ってきた「おはスタ」の録画を見ていましたが、そのうちに頭が痛くなってきました。いや、決して飲み過ぎたせいばかりでなく、朝っぱらからテンションが高い某小春さんのせいなんですけど(笑)。まぁそんな感じで、気がついたら年が変わる数分前。外に出て年が変わるのを待ちました。
昨年と違い、今年は満月の月明かりの下です。それでも星はそれなりに見えていますので、星座をたどっているうちに、どこからか花火の音。時計を見ると既に年が明けていました。耳を澄ますと鐘の音があちこちから聞こえてきます。除夜の鐘って、年が明けるまでに打ち終わるわけではないんですね。
それからやかん師匠は観測準備。月食の撮影のために機材を展開。私はこたつでごろごろしながら、時々外に出て月を仰いでいました。が、ようやく月食が始まった頃、04時頃に出たのを最後に、コタツで寝てしまいました。気がつくと外は明るくなっていて、もちろん月食は終わっていました。それから普通に寝ました。
お昼前頃に起きて、お屠蘇を飲みながら、やかん師匠とおせち(スーパーで買ってきた安いセット)を食べたり、餅(昨日お隣のおじさんにもらいました)を焼いて食べたり、天皇杯サッカーの決勝を見たりして、だらだらと元日の一日を過ごしました。この調子で、今年もまただらだらと過ぎて行くに違いありません。いや別に、画期的なできごとなんか起きなくても、また来年の正月もこんな感じでだらだら過ごせれば、それで十分かな、と思います。
そんなわけで、今年もよろしくお願いします。

*1:パラレル接続のスキャナに付属してきたソフトで、今度のパソコンはパラレルインターフェイスなんてついていないのでインストールできないのです。