スライド丁番の交換

一昨日のこと。食器棚のスライド丁番を交換しました。交換を思い立ってから半年以上経っていました。

ある日、食器棚のガラス扉、右側の丁番の下あたりに、金属片が落ちているのに気がつきました。これ何だろう…???

どうやらガラス扉の丁番、その板バネが折れてしまったようでした。おそらく、右側の方が使用頻度が高く、動くことが多いので金属疲労で折れてしまったのでしょう。

左側の無事な丁番を取り外してみました。

ここ、この中央部の板バネですねぇ。

この後、丁番についてネットで検索、これが「スライド丁番」という物だという事を知り、外形やネジ穴間隔などを採寸して型番を検索したのですが…ヒットしません。メーカー名も型番も記載がなく、ここでしばらく作業が停止してしまいました。昨年7月のことです。

右側扉のスライド丁番、3個中3個とも板バネが折れてしまっていました。この扉、開いている際、軽く押すだけで板バネの力で閉じてくれます。ところが板バネが全く効かない状態なので、気をつけてそーっと閉める…半年ほど、これを続けていました。(左側は普通に機能していました。)

今年に入り、ホームセンターでいろいろ見ていたところ、いろんな種類のスライド丁番を売っているのを見かけました。家の茶器戸棚は、「26mmφ・全かぶせ」で取付金具のネジ穴が4個なんですが、売り場に並んでいる同様な商品は、みなネジ穴2個…。どうなんだろう?これでも使えるのかな…?ま、やってみるか…と決心した次第です。(1個300円台と、さほど高くなかった事も大きいです。)


左が従来品。右が新しく購入した丁番。あ、元のネジ穴、なんとなく使えそうな気がします!

実際の作業では、この取付金具の部分、ネジを緩めて微調整できるんですね。それに思い当たらなくて、ネジ間隔が同じ物を探していたのでヒットしなかったのです。気がついてみたら『なぁんだ』って事、まぁよくありますよね…。

さて、まず1個買ってきて、取り付けてみました。問題ないようですが、1個だけだとバネの力不足なようで、完全に機能しません。まあ全部替えてみよう…と、さらに2個買ってきて、3個とも交換しました。結果はオーライ!
取り付け後の戸棚、丁番部分。左側は従来品のまま、右側は3個とも今回交換したものです。

交換後の動作状況は極めて快調。ここしばらくの懸案事項が解決し、気持ちがとてもスッキリしました。