グラスが壊れた

昼食を作っている時の話。麺をゆでたり、薬味を準備したりしつつ、ドリンク用にロックグラスに氷を入れました。すると…
ゴトッ!と音がして、一瞬、何が起こったのかわからず、手元を見ると、グラスと氷はあるんです。床に落ちた物体を見ると…「グラスの底だけ」だったのです。
笑っちゃうことに、底だけキレイに抜けたんですよ。かけらもほとんど見当たらず、すぽーん…と言う感じです。ガラスの破片を注意深く拾っていく作業がほぼなくて、後片付けが楽でしたよ。一番使用頻度の高いグラスが壊れたのは痛いけど…。

とりあえず元の形に置いてみて…持ち上げると、こう…(笑)

こんな柄のグラスでした。画像では一見、普通のグラスに見えますが、小指で底を押さえているためです。


最近、トシのせいか、洗い物をする時に手元が滑ることがあります。このグラスもたぶん、何かの拍子に落としたんだと思います。目に見えないヒビが入っていて、何かの拍子に一気に割れる…というところでしょう。してみると、他の食器の中にもそろそろ寿命な物がありそうな気がします。


このグラス、たぶんウィスキー「富士山麓」(キリン)にオマケで付いてきたものです。同シリーズのロックグラス、何種類かあるんですけど、違うデザインの物も使用しています。

こちらは底の厚い部分に富士山がレリーフ加工されています。(上のグラスより人気が高そう…)

こんな感じです。


雑学ですが、いわゆるロックグラス、底が厚くなっているのは重心を低くし、安定を良くするためです。船乗りが船の中で飲んでいる時に、グラスが倒れないように…っていう工夫なんです。(…って本に書いてあった気がするけど、本当かどうかは自信ありません。)