♪サイフを忘れて~ 愉快な"どかん"さん…
ちっとも愉快じゃありません…。しょうもない失敗をしてしまいました。まさかの失敗。こんな事、経験ありません。
土日でよくある事ですけど、お昼にそば屋に行きました。地元に何軒もありますが、今日はちょっと値段がお高めのお店。「脱サラ系・普通の民家を改造したそば屋」です。高いけど美味しいな、と満足して、さて会計を、と思った時に気がつきました。
『さ、サイフが、ないぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!』
店主に必死で事情を説明して、連絡先を書き置きして、自宅に取りに戻りました。幸い、車で10分ほどのところで、すぐに持って帰れますが、『ちょっとまて、家に戻ってサイフがなかったらどうしよう…。忘れたんじゃなくて無くしたんだったら…』以下、脳内ネガティブ妄想モード…。カード会社に連絡しなきゃ、とか、身分証明書が入ってるよな、とか。いやいや、それより先にそば屋に支払いに行かないと…と、家に着くまでに脳内パニック寸前でした。
サイフは、リビングのテーブルの上にありましたけど、なぜかメガネケースの下に重なっていました。なんでこんな置き方したんだろ?何はともあれ、すぐにそば屋に行って支払いをしました。他のお客さんがほとんどいなかったのが幸いでした。(大勢いたら恥ずかしいじゃないですか…)
ダメダメですねぇ。ボケがはじまっているかもしれません。うちの母親がそうでしたけど、わが家の家系は、幸いにして脳卒中とガンを免れたとしたら、次に来るのがアルツハイマーのようです。親がそうだったので、自分も「かかりやすい体質」は遺伝しているはずです。うわー、気をつけないと…。
思い起こせば少し前からいろいろな予兆があります。最近、人や物の名前が思い出しづらい事が多いですが、単にトシのせい…と片付けていました。でも実は昨日もこんな事がありました。
お酒を飲む時のロックアイス(氷)、よくスーパーで買います。氷なのでなるべく溶けないように、家のいちばん近くのスーパーで買うようにしています。家に着いたらすぐ冷凍庫へ、が当たり前のルートです。ところが昨日、家に着いたらちょうど良いタイミングで、月の撮影チャンス!夕空の明るさはタイミングを逃すとうまいこと撮れないのです。…で、家についてすぐに撮影開始。いろいろ撮ったあげく『あとは暗くなってからもう一度撮ろう』と満足して家に入りました。そして、暗くなってからもう一度撮って、その時に『あっ…氷…』と思い出したのです…。
忘れ物を防ぐための工夫は、しているつもりなんです。それは…
- 持ち物の「件数」をチェックする
- 語呂合わせで憶えやすくする
- 所作を習慣づけする
(1)は、データ処理に通じます。事務系の話ですが、データ件数をカウントして間違いを防ぐって事です。例えば見積書の検算をする際、行数が多い時に計算ミスを防ぐための手段です。慣れると、エンターを押す回数を脳内でカウントして、入力したデータの件数を確認できます。
(2)は、出勤する際、玄関を出る時のいつものチェック。自家用車通勤で、いったん出て忘れ物で戻ると遅刻してしまいますので、忘れ物をしないためのチェックです。以下のようにしています。(これ、いつかブログのネタにしようと思っていました。)
左端を縦読みして、「とさか・はね、コケっ!」と憶えます。自分では「鳥人戦士アーリーバード」(という架空の戦隊ヒーロー)くらいのノリでいます(笑)。つまり、起きた時はただの鶏肉だけど、トサカと羽根をまとって戦場に赴くサラリーマン戦士なのです。ちなみに、物忘れの激しさはリアルに「鳥並」です…。
と…時計。腕時計のことです。
さ…サイフ。ないと困る…。社会人として、めっちゃ困る…。
か…カギ。車と家のカギが一緒になっています。
は…ハンカチ。ハンカチ持った?って小学生みたい(笑)。
ね…ネクタイ。信号待ちで装着するので、ポケットに入っていれば大丈夫(笑)。
、
こ…困らない程度に充電した(次の行に続く)
け…携帯電話(今はスマホ)
(3)は、家を出るときにいつも「サイフが入っているお尻のポケットを触ってチェックする」。つまり、身体的感覚でチェックをしておく、って事です。これ、やっていたはずなんですけど…たまたま抜けるとこうなるんですねぇ…。
さて、これからますます用心して、ボケが来たとしてもなるべく損害を少なくするように努めないといけませんね。(ボケないように、というのはたぶん無理なので…。)