ナガミヒナゲシという花があります。たいへん繁殖力が強く、他の草花を駆逐していくそうです。「特定外来生物」にはまだ指定されていませんが、同等の繁殖力があり、先行して警戒、駆除している自治体も多いとききます。
実は昨日、草刈りのあと、すぐ目の前の市道に見つけ、駆除しました。さらに今日も見つけましたので、また引き抜いて駆除しました。
この植物、毒がありますので素手は絶対ダメです。ニトリル手袋(農薬使用時などに使うゴムに似た素材。手術手袋みたいなものです。)を使用し、ビニール袋に入れてぐるぐる巻きにしてゴミとして処分しました。
どこにあったかというと…まずは、草刈りの時に撮る構図です。
その右隣。右端は、市道からわが家への入り口で、ここから左に向かってガードレールの支柱に番号を振りました。上の画像にも振っています。
どこに敵を発見したかというと、まず、No.4の左側です。花が咲いています。
花はオレンジ色に近く、なかなかきれいです。赤い円で囲ったのは、中に種が入っている「果実」。この果実の形が長いので「ナガミ」ヒナゲシと命名されたそうです。これを、種ができている状態でうっかり触ると、1600粒もの種がばらまかれてしまいます。
もう1箇所は、No.5の左側です。花は終わっているようで、種の形で気づきました。
抜いたナガミヒナゲシ。実は先にハサミで切り、直接ビニール袋に入れました。でも油断できません。
切った茎からこのように黄色い乳状の汁が出てきます。(白いものもあるそうです。)これ、皮膚に付くと、ただれます。作業後、手袋の範囲外に2箇所、ただれができていました。(すごいピンボケのため画像は略。)
皆様も、駆除する際は十分お気を付けください。