運転心得「イライラしたら負け」

自動車は生活の必需品、という、そこそこの田舎に住んでいます。通勤も車、買い物も車、遊びに行くのも車、という暮らしです。

市街地から帰宅の途中、よくある光景。先頭に遅い車がいて、その後ろに何台も車がぞろぞろと連なっている…。ここでイライラするか否かが安全運転への分かれ道です。
さて、信号の少ない田舎道、一車線とはいえずっと舗装道路です。快適に飛ばして走れるぞ…と思いきや、通勤時でも昼間でも、突然目の前に遅い車が出てきて、のろのろ運転を続ける、というのが現実の姿です。遅い車、例えば野良仕事に向かう軽トラのおじちゃん。あるいは、病院に行く軽自動車のおばちゃん。おそらく人生の先輩であり、この地に住んでいるのも先輩でしょうから、常に敬意を払ってイライラしないように心がけています。
そして、マーフィーの法則っぽく感じること「急いでる時に限って、前の車が遅い」。これ感じますよね。でも実は「早い車は遅い車に追いつく」という、ごくごく当たり前の事の側面なんです。脳内で軽くシミュレーションしてください。追い越しができない一本道に、いろんな速度の車が走っていたらどうなります?どうしたって、一番遅い車を先頭にした車列ができます。
(ここまでの話は以前も書いた気がします。)

これまた必ずいるイライラ車。何かの事情で急いでいるのかもしれませんけど、八つ当たりっほく車間距離を詰めてくるの、やめてくれないかなー…。私じゃないよ、前の車が遅いんだから。それに、あなたが車間距離を詰めると、私は急ブレーキを踏まないように、いつもより車間距離を空けるんですよ。で、それ見てまたイライラするみたいですけど…。

車で移動する際、車列ができたとき、自分の車が「何号車」で、最後尾が「何号車」なのか、時折意識して数えています。状況を把握し、時折口に出して(復唱しているようなもの)自分に言い聞かせています。今日は長い時間3号車でしたけど、1号車の軽トラが遅くて、2号車も続き、私が3号車。4号車のワンボックスが、まぁ迫ってくる迫ってくる…。若干、センターライン寄りに走っているのは、気がせいているのか、それともわざとプレッシャーかけているつもりなのか?こういう時は数少ない信号の際、追突されないように細心の注意をはらう必要があります。黄色から赤になるタイミングの際、「GO」なのか「STOP」なのか、前のめり的な判断をします。
今日の3号車、途中のY字路で右に曲がっていきました。これで一安心。3号車さん、よく我慢したねぇ。お疲れさん。

一度、3号車でこんな経験をしました。4号車がだいぶ急いでいたようなんですけど、2号車は妙に慎重に走っているのです。『これは何かあるな』とピンと来て、そのまま大人しく追走していました。ところが、直線部分で4号車がブチ切れたようで、3台いっぺんに追い越し…。(ダッシュすると、ガソリンもったいないと思いますけど…。)
少し先の信号で全車ストップ。ところがこの時、1号車が屋根の上にいきなり赤色回転灯を出しました!そう、覆面パトカーでした!(笑)。その前にいた4号車、バツ悪そうに信号でいきなり左折しましたけど、あせったでしょうね(笑)。ちなみに覆面パトカー、その後を付いていきました。サイレンは鳴らさなかったところを見ると、4号車に「お灸を据えた」又は「警告を与えた」ってところなんでしょうね。この時は爆笑しました。

こんなふうに毎日の車移動で、イラッとくることは数多くあります。いつも自分に言い聞かせているのは「イライラしたら負け」ってこと。のんびり、でも、きびきび、この走りをこれからも心がけたいと思います。(でも正直言って、時々自分に負けること…ありますw)