PCの修理の話、その後です。
これまでのあらすじ。ここの更新の「その2」です。
→2020/09/15の更新
…というわけで、データの救出には成功し、あとは本体を廃棄するだけだったのですが…。
他の件を検索するついででしたが、このPCの電源故障について探しているうちに、ウチのノートPCと全く同じ型番(Gateway NV56R-H54D/K。2012/12/20よりわが家で稼働)の、全く同じ症状の修理の話を書いたブログがありました。この方、こういう修理を請け負うプロの方のようです。
→ありがたいブログ記事
電源スイッチが全く働かなくなり、一度全部バラして仕組みを調べた上で、(荒療治ですけど)最良の方法を選択されたわけです。
…ということで、この記事の真似をして、無理矢理でも修理してみる事にしました。失敗してもデータは救出済みですから、痛くもかゆくもありません。(いや、失敗しない方が遊べるのですけど…)
早い話、本体に小さな穴を開けるだけ…。どういう事かというと、見かけのスイッチ(ボタンがあってLEDが点灯する部分)の脇にある本当のスイッチの箇所に到達するように小さな穴を開けるのです。そしてクリップなどの針金で、リセットボタンを押すようにして電源を入れるように改造するわけです。
手順はこんな感じです。
- ブログ記事から穴開け位置を採寸。(ディスプレイに物差しをあてて計測する、極めてアナログな方法)
- 実寸に変換。メモ用紙に簡単な図を作って寸法を記載する。
- 現物を測って目標の位置を決定。(うまいことに、マスキングテープの物差し柄のものがありました。)
- ピンバイスで穴開け。この道具、スクリュードライバー(=精密ドライバー)サイズの手動ドリルです。
↑【作業中】慎重に…慎重に…
- 電源ON!
実は、穴開けしている最中、『あれ、手応えが弱くなったな』と思ったら急に通電しました。外殻を抜いて、中のスイッチ部分をピンバイスで押したのでしょう。
めでたくWindows7ノートPC復活!!