早朝寄席

実は昨日、日曜日の朝の分ですけど…早朝寄席更新です。


今回は…

林家木りん    『たいこ腹』
三遊亭めぐろ   『にわとり』
柳家花ん謝    『かぼちゃ屋
林家彦丸     『藁人形』

でした。


林家木りんさん、以前にも聴いたことがあります…と検索したけど出てこない…ありゃ、聴いたけど書いてないのかも…。あとでメモ書きを探してアップしましょう。実はこの方、昭和の名大関「清国」関の息子さんだそうです。二つ目さんには人気の演目(?)『たいこ腹』。若旦那が暇をもてあましたあげく、針を打ってみようと思い立ち、太鼓持ちを呼んで打つ…という話です。下げがちょっと変えてありましたね。落語家さんにもいろんなタイプがいますが、この方は、バリバリの若手って感じかな。フレッシュで良いです。


三遊亭めぐろさん。まくらは、三遊亭 圓丈(えんじょう)さん。この師匠、ひどく人見知りなんだそうで。そのへんの話から、マイケルジャクソンってホントに黒人なの?って話など。演目は、鶴の恩返し的な『にわとり』。焼き鳥屋で助けたしゃべるニワトリの「シロ」の話ですけど、これ新作かな? この方は、なかなかとぼけた味わいのある方ですね。


柳家花ん謝さん。まくらで、二つ目さんよりも下の前座さんがいますが、「受けない…」としょげる前座さんの前で大見得を切ったけど、やっぱり受けなかったという話。さらに地方(地元の愛媛)に行って、やっぱり受けなかった話。あとでおばあちゃんに話を聞くと「あんた面白いねぇ。もうちょっとで笑うところだった。」と(笑)。演目は、おなじみの与太郎話。初めての商売でカボチャを売る話。オヤジに『上を見て売るんだぞ』と言われ、これは仕入れ値に掛け値をして売ることですけど、本当に「上を見て」売っていた…という話。この方は、なかなか滑舌良い方です。


林家彦丸さん。演目は『藁人形』。ぬか屋のおくま、駆け落ちしたけど、戻って女郎になり、坊主の西念をだまして30両をせしめます。だまされた西念が恨みに思って呪うけど…なぜか呪いのわら人形に釘を刺すのではなく、煮えたぎる油の中に入れて…という話。この方はじっくり聞かせるタイプ。人情話をやると良さそうで、実際、途中までは人情噺か怪談なのかと思っちゃいました。


今回、メモ書き代わりに途中までタブレットを使用してみました。でもやっぱりメモ書きのが早くていろいろ書けますね。最初からテキストなのでそのまま貼れば良いというメリットがありますが、実際はこの文、ほとんどがあとから書いています。加筆や校正なしではブログには上げられませんので、後から手を入れるのはどうしたって必要です。


…というわけで日曜日は、午前中に落語を聞いて、午後はアコギのライブという、なんともぜいたくな1日でございました。