早朝寄席

カプセル泊まり翌日、「定期落語更新」です。


今回は…

三遊亭歌扇     『締め込み』
林家たけ平     『宿題』
林家彦丸      『こんにゃく問答』
古今亭朝太     『風呂敷』

でした。


今日は初めて下手側の前の方に座りました。中央の前の方は満員ですが、後ろの方は空席が目立ちますので、おおよそ5割〜6割の入りと思います。中央も後ろの方や、端なら前の方でも、2席占領して荷物が置けたりします。


歌扇さんは、「締め込み」。まくらで、落語でこれを語れば無難、という「3ぼう」について話しました。どろぼう・つ○ぼ・ケチんぼ、の3ぼ、とのことです。話はそのうちの泥棒について。入られた家の主人が間抜けな勘違いをして夫婦喧嘩になり、泥棒が仲裁に出ていく、という話。
たけ平さんは「宿題」。これは新作ですが、調べてみたら桂三枝さんの作品でした。つるかめ算、速度と距離、確かにこういった計算って、社会に出て、使わない人は全くと言っていいほど使いませんねぇ。いえ、使う人はいやだというほど使うでしょうけど(笑)。お父さんのいやがり方が良いですね。でもたけ平さん自身はまだお若いから、「会社で疲れているんだ」っていうのは、わかるのかな?
彦丸さんは「こんにゃく問答」。江戸で食い詰めて、こんにゃく屋の兄貴のところに逃げてきた男、無住だった寺の住職になる。お経は「いろはにほへと」、そして都々逸といういい加減さ。ある日、旅の僧が問答を願い出て来るが、困った男は無言で対応する。この、「無言の問答」の顛末。
朝太さんは「風呂敷」。男友達と話しているところへ亭主が帰ってきて、戸棚に友達を押し込んで…どうやって逃がすか…というとんち話。あ、これ、前にも誰かの同じ演目を聞いたことがあるなぁ。…ってことで、オチを知っている話ですが、それはそれとして、お話そのものを楽しみました。