ダンディー宿泊の翌朝の定番、早朝寄席です。（ここ前回のコピペ…（笑））
今回は…
でした。
志ん松（しんまつ）さんは今日の一番の若手とお見受け。フレッシュな若者です。緊張感漂う一人め、ということで、マイクを上げ忘れるという…（笑）。まくらは「さあ事だ」からはじまる川柳。『さあ事だ、馬が小便渡し船』から始まる題目は『岸流島』。渡し船の中の争いのお話です。毎回、しぐさに着目していますが、船のしぐさ、船頭が櫓をこいだり、船内の会話で船の揺れのために身体がゆれている仕草があって面白かったです。
粋歌（すいか）さんは本日の紅一点。犬派・猫派でいうと自分は犬派、実家にも犬がいるけど、落語家になると言って飛び出した娘がたまに帰っても、犬の方が大事にされている…というまくら。題目は『わんわーん』、新作なんでしょう。社宅で、上司の奥さんが可愛がっている犬について気を使うお話です。これ、身につまされる人も多数いるんじゃないかな。「わんわん」と、犬の声がよく通る声でした…ってこれ、褒め言葉になってないかもなぁ（笑）。
さん光（さんこう）さん、昨夜は新宿で深夜寄席があり、そのままテンションを維持して前乗り、満喫で仮眠とか…。売れっ子の気分（笑）と言っていました。完全に楽しんでますね。まくらも婚活パーティでそつなく盛り上げた話、笑いました。題目は『新聞記事』、落語でよくある「知ったかぶり」で他の人に話したがるヤツの話。これが面白かったです。この人、笑いの勘というか、「盛り上がった笑いに油を注ぐ勘」が鋭いですね。うまいです。注目株。
天歌（てんか）さん、こちらも昨夜は別のところで寄席、さん光さんもそうだったように「昨夜と同じネタ」（笑）。まくらは出身の宮崎県ネタ、宮崎市瓜生野というところだそうで、黒木食堂のラーメンとソフトボールチームの話していました。背番号は51、ポジションはベンチ（笑）。さて題目は『ＷＨＯ』、新作なんでしょうけど、家族5人の演じ分けが必要でハードルが高いお話です。演じ分けはなかなか上手でしたし、気持ち良く笑わせていただきました。
…というわけで、今日も笑って帰ってきました。
