食料廃棄十番勝負!(其の三〜五)

さて昨日の続き。今日も今日とて食料廃棄。まぁどうぞ。



第三番 豆腐

既に賞味期限切れの一品。買ったは良いけど忘れちゃったんですね。あれですよ、空腹の時に買い物するので、ついついいろいろ買ってしまって、でもお腹いっぱいになって『明日でいいや』になって、なんとなく冷蔵庫の住人になる…という。

まぁこりゃダメだろう、と、負けを予想。豆腐はわかりやすいです。ダメなら酸っぱくなりますから。で、とりあえず捨てるつもりで、一口食べてみました。すると…『あれ?大丈夫だ…!?』

これでは戦う相手に失礼だ…と思い直し、薬味を準備してお皿に移っていただきました。戦う相手には敬意を表したいところです。


豆腐については、以前、真夏じゃないけどそこそこ暖かかった時期に冷蔵庫に入れ忘れ、日中ずっと外に出したままだった事があります。『パックに入ってるから大丈夫だろう』と高をくくっていましたが、開けてみれば愛…じゃなくて、開けてみたら見事に酸っぱかったのです。これで一つ経験値を上げました。つまり『豆腐はダメになったら酸っぱくなる。わかりやすい。』と。
もう一つ。『失った鮮度は冷やしても帰ってこない』と。まぁ当たり前なんですけど、つい勘違いしちゃいそうな事。冷やせばまた新鮮になるんじゃないか…という勘違い。ちょっと考えればそんな事はあり得ないとわかるんですけどね…。


第四番 うどん

ありゃりゃ、これも期限切れ。期限は7月29日でした。元々、値下げラベルを貼ってあるわけですから、さっさと食べれば良かったものを、2食分の一食だけ食べてキープしておいたんですね…。

先々月は、この手の生のうどん、庫内でカビさせてしまったことがありました。今回は大丈夫…と思いきや、開けてみると今度は…干からびていました(笑)。

これはダメだわ…と、指定のゆで時間が5分のところ、10分ゆでてみました。なんとなく芯が残っている感じのうどんになっちゃいました。それでもなんとか食べられました。
これは判定を迷いますけど、テーマが食料「廃棄」勝負ですから、廃棄じゃなくて食べたんなら、勝ちにしたいと思います。


ちなみに、カビちゃったうどんは小さな商店の手作りなんですけど、「賞味期限はお買い上げから一週間です」と書いてありました。カビに気づいたのは8日目のことで、見事な期限設定です。でもこれ、変な薬剤が添加されていないって事かもしれません。そして、ダメになった時に一目瞭然というわけです。


第五番 ヨーグルト
商品名は「どっさり果実とヨーグルト」。いつも「どっきり」と読んでしまいます。この「どっきり果実」のネーミングが気に入ってしまい、買い物するたびにいつも心の中で呼んでいます(笑)。

賞味期限は8月7日。珍しくセーフな食品です。でも要冷蔵だからなぁ…。

開けてみるとこんな感じ。冷蔵庫の開放事件があった際、ななめになっていました。そのため、こんな風に型が付いてしまっています。この画像で言う右側1/3はフタに密着し、残りの部分の表面とは「直線壁」のような「折り目」が付いてしまいました。いかにも『常温を経験しました』ということを物語っています。
こりゃダメかも…と思い、食べてみると、酸っぱい…。いやまてよ、ヨーグルトだから酸っぱいの当たり前じゃん(笑)。普通に食べられるじゃんか…。


実はこの戦いの前にもう一つ、別のヨーグルトとも戦っています。こらちは賞味が切れていたのですが、一応セーフでした。なので期待は持てました。ただ、当然、庫内の場所によって何度まで上がったかが異なるわけで、そこが勝負の分かれ目になるかな?と思っていました。


というわけで、今夜の戦績は、意外にも三戦三勝。3連敗するかな、と思ったんですけどね。
ちなみに、食べてから4時間ほど経ちましたが、今のところ下痢や腹痛などの症状は現れていません。本当にセーフだったようです。
良かった、良かった…。


【つづく】