早朝寄席

3月25日以来の、早朝寄席更新です。


土曜日はバンドのメンバーと一緒に、汐留で対バン形式のライブを見て、新橋で飲んで、いつもの上野に泊まりました。で、翌朝の早朝寄席。最近、泊まっても日曜日に用事があって早朝寄席に来られない事が多かったのです。


【後から、メモを見て、思い出して書いています。】


今回は…

春風亭朝也     『たがや』
川柳つくし     『健康診断に行こう』
柳家花いち     『お見立て』
金原亭馬治     『笠碁』

でした。


朝也(ちょうや)さんのまくら。「待ってました」の声を聞くとうれしい、という話から、役者へのかけ声→花火のかけ声→両国の花火、と持っていきます。演目は花火の人ごみでの話。たが屋 vs 侍。これ映像でシリアスに再現したらたいへんな事になるわけですが(切ったはったの世界なので…w)、そこんとこ、面白く聞かせてくれました。
女流のつくしさん、たぶん早朝寄席で前にも聞いたことあると思います。まくらは、先日の台風4号の話から。台風に日本語の名前がついたら…で、「あ」から始まって「あきこ」…なんて話はありましたけど、台風の名前はアジアの言葉でつくんですよー。14カ国持ち回りですけど。ちなみに4号は「グチョル」、ミクロネシア語で「うこん」です。「うこん」ですよ、「うこん」。今、一瞬、見間違いませんでした?(笑)…話がそれました…。台風で品川駅で一晩立ちっぱなしで、ねんざした足が辛かった、という話から、健康診断の新作噺。母・娘・父が出てきます。サゲも良かったけど、すごく個人的に、つくしさんの本名が「熊井」ちゃんだった事が印象的でした(笑)。
花いちさん、「花緑の5番弟子です」と始まります。あ、『ろっくんじゃない方』の人ですね!思わず自分で書いたブログを見直しました(笑)。演目は「お見立て」、花魁の褒め言葉から始まるお話で、あ、これ聞いたことあるな…。会いたくないお客さんに仮病を使い、死んだことにしてごまかそうとする花魁のお話です。
馬治さん、囲碁将棋の「待った」の噺、「笠碁」。馬治さんは髪をきれいになでつけて、なんだかサラリーマンにもいそうな雰囲気の方です。この演目で、たばこ(煙管)を吸う演技が秀逸です。「待った」で喧嘩しながらも、また対局したい意地っ張りの二人の話。たいへん申し訳ないんですが、眠くなってしまってよく憶えていません。馬治さんの流暢な言葉が心地よい眠気を誘って…気持ちよかったです(笑)。


今日は落語の後、末広町界隈、いわゆる秋葉原っぽいあたりを散歩してから帰ってきました。