早朝寄席

恒例、早朝寄席更新です。8月は早朝寄席がありませんので、しばらくお休みです。


【後から、メモを見て、思い出して書いています。】


今回は…

柳家小太郎     『時そば
入船亭遊一     『真田小僧
金原亭小駒     『猫と金魚』
桂三木男      『お化け長屋』

でした。


小太郎さんのまくらは、夏休みの自由研究に「噺家の生態」はいかが?というもの。田舎にはいません。都会の寄席に生息、どちらかというと夜行性、絶滅危惧種…とまでは行かないかな?演目はおなじみの「時そば」。袖を引かれる仕草と、そばをすする仕草が良いですね。おかけで昼食はそばになりました(笑)。
遊一さんは、大人をからかう子供の話。ああ言えばこう言う。親から小遣いをせびる子供。この話のサゲ、真田家の家紋が六文銭である事から来ています。真田幸村が薩摩に落ち延びた、というのは伝説なのかなぁ?講談の定番なのかなぁ?知らなかったです。
小駒さんのまくら、学校講演で校長さんに「あなた上手ねぇ。仕事にしたら。」と言われた話が面白かったです。え?師匠の話でしたっけ?演目は新作ですが、いろいろな方が演じています。金魚が猫に狙われるから金魚鉢を棚の上に置いてくれ、といわれて、鉢だけ棚の上に置く…なんていう粗忽者の番頭の話。
三木男さんは長屋話。長屋を借りようとする人を、お化けが出るぞ、とおどかす話です。この名前…三木助さんの縁者?と思って調べたら、やはりそうでした。ゆくゆくは襲名されるのかもしれませんね。楽しみです。