加藤いづみライヴ

加藤いづみ”という歌手をご存じでしょうか?
私の、大のお気に入りの人で、10年以上前からファンクラブに入っています。私が初めてファンクラブというものに入ったのはこの加藤いづみさんの“Paper Moon”です。(この他に入っているのはハロプロだけです。)
デビューはポニーキャニオンから1991年。1993年リリースの「好きになって、よかった」が代表作と言って良いでしょう。ドラマ『悪魔のKISS』の劇中挿入歌として流れました。(ちなみにこのドラマの主題歌はサザンオールスターズの「エロティカ・セブン」)1998年、VAPに移籍。現在は事務所の自主レーベル。大ブレイクはしませんが(失礼?)、地道に音楽活動を続けています。2005年に結婚、2007年に出産。今回は“産休”明けのライヴです。
歯切れの良い、それでいて癒し系のヴォーカルが特徴です。特に初期の作品には、私の好みのアコースティックギターをふんだんに使った作品が多く、またプロデューサーで作詞作曲の高橋研さん*1の好みなのか、A9とかD9とかの凝ったコードをよく使っています。
そんないづみさんのライヴが渋谷でありました。今回もアコースティックなライヴです。

  • 第1部 いづみさんと研さん(アコギ)の2人によるコーナー。カバーアルバム「favorite」から、ユーミン「守ってあげたい」、THE BOOM「中央線」、中島みゆき「この空を飛べたら」などの曲です。馴染みのある曲でもひと味違い、いづみ流のアレンジになっていて良い感じです。

favorite

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  • 第2部 さらにアコギ、ベース、キーボードが加わり、5人でのアコースティックライヴ。いづみさんの初期の作品「ドライブ」「どれだけあなたのことを」や、比較的新しい作品「水時計」「青空」など、盛りだくさんで、以前からのファンとしてはうれしい限りです。
  • アンコール まずは研さんといづみさんとで、くだけた雰囲気で(笑)。何を歌おうか?から始まって、リクエストのコーナーがあったりします。「星空のジェットプレイン」「坂道」などを聴くことができました。そしてまた5人編成に戻り、はっぴぃえんど「風をあつめて」が最後の曲でした。
  • 握手会 本日発売のミニアルバム「private」を購入すると握手会参加券がついてきます。ライヴ終了後、握手会が行われました。ミニアルバムにサインをもらい、二言三言交わして握手、という、低速握手です。「今日は楽しく歌っているいづみさんを見られて良かったです。これからも応援します。」とお伝えできました。

久しぶりにいづみさんの歌を聴くことができ、なんだか気持ちがあったかくなった夜でした。


ベスト盤と最新盤を紹介しておきます。



加藤いづみハロプロ、何か関連があるかなぁ?…いや、あるんですよ。プロデューサー/ギタリストの西川進さん。「ホントのじぶん」「恋愛♥ライダー」の編曲を担当しています。その西川さん、いづみさんのツアーでバンドメンバーとしてギターを弾いていましたし、たしか編曲もしています。また、いづみさんとビールのCMで共演していましたね。♪秋が香るビール〜、って曲ですけど、知ってる人いないかw

*1:シンガーソングライター/プロデューサー。ALFEE「メリーアン」「星空のディスタンス」の作詞、中村あゆみ翼の折れたエンジェル」の作詞作曲、おニャン子クラブ関連の作曲など、活動は幅広い。