草抜き作業

春になり、草も伸び始めました。
草刈り機(刈払機)の出番はたぶんまだ先ですが、今日は手作業で砂利部分の草抜きをしました。
これが…思うように進みません…面積あたりの作業状況は極めて能率が悪いです。というのは、砂利をかき分けながら、小さな草もなるべく根っこから引き抜こうとしたためです。もちろん根っこを全て除去するのは不可能ですが、根の一部でも必ず引き抜くことを念頭に、1本ずつていねいに手抜き(笑)しました。

画像のとおり、砂利部分ですが、ここ、すぐ右が玄関になります。自分はもちろん、新聞配達も郵便配達もヤクルトおねえさんも、みんなここを通るという重要な場所。
ちなみに左側の「作業前」の画像ですが、よく見ると砂利の右端の部分、少し抜いてあります。これ、昨日1時間ほど作業したものです。(1時間のうち、ここはたぶん40分くらいです。)プラス、今日の作業時間は、AM1.5時間、PM2.5時間で計4時間。他の場所も作業しましたが、9割はこの場所の作業です。合計5時間弱で、きれいになったのはほんの2畳弱でした。…やれやれ…。
でも、午後の作業、覚悟を決めて『ゆっくりやろう』と思い、地面に段ボールを敷いて、あぐらをかいての作業でした。これが思いのほか快適で、むしろのんびりして楽しい作業でした。季節柄、暑くも寒くもないし(これ重要!)、時折目の前の市道を車が通過しますが、車がいない静かな時間には、カエルの声やカラスの声を聞きながら、季節を感じておりました。田舎住まいならではの味わいです。


さて、お口直し(目の保養?)に、今日の桜をどうぞ。朝、まだ曇っているうちに撮ったので、あんまりきれいに撮れていません。路面も昨夜の雨で濡れたままですねぇ。

NHKでも「神回」なんて言うんだ…

自分はもう年寄りなので、あんまり若者言葉(新しくできた言葉)って使わないようにしています。未だに「ら抜き表現」に違和感を憶えるほど、言葉に関しては保守的だなぁ、と自分でも思っています。
マスコミ関係ではNHKさんあたりが一番の保守仲間じゃないかと思っていたんですけど…今日午前中の番組、新・プロジェクトXの番宣なんですけど、新聞のテレビ欄にも出ていたし、番組内でも使っていたんですよ。「神回」って。
まぁ短い言葉(文字にしてわずか2文字)で伝わる利便性が重視されたんだろうなとは思いますけど、早い話、私は好きな表現じゃないです。
「神」という単語に対するニュアンスって、人によってずいぶん違うと思うのです。安易に使うのはいかがなものか…と、しばらく前から思っていました。日本は多神教の国、八百万の神と言われるように、そこら中に神様がいるという考えです。そのせいか、神という言葉、言ってみれば安売り状態です。でも自分たちから「神○○」って言ってしまうのは、なんか違うんじゃないかなぁ?それ、ヨイショを込めて他人から言われるものじゃないのかな?

NHKさんと言えば、最近はおそらく自局製作の番組(外注ではないだろうと思われる)でも、私が気にしている表現を平気で使うようになっています。それは、「○○だそう」で言い切る語尾。これ本来は「○○だそうです」という使い方だと思うのですが、最近は語尾を省略する言い方をよく聞きます。どうも不自然に感じてしまうのは、単に慣れていないせいなんでしょうか?
まぁ「○○とのこと」というのと同じだと思えば、こちらは聞き慣れている名詞止めのせいか「○○とのことです」と言わなくてもあまり変に感じないのですけど…。

今年に入ってのこと。よくニュースなどでインタビューに答えた人の言葉を文字にして画面下部に表示しますけど、あーこれ間違いだなぁ、っていうのがありました。よくある「延々と」を「永遠と」と言ってしまうものです。たしか能登地震で地元の人が「片付けは延々つづくから…」と言っていたものを、画面では「永遠つづく」となっていました。番組の最後に訂正があったかどうかまでは確認していませんが、これは間違いの範疇だと思います。

言葉は変化していくもので、場所や時代によって変わっていく、それは重々承知の上です。でも、あんまり早く壊れて行く様子は、見たくないなぁ…と思うのです。


【ついでの話題】
SNSで見かけたのですが…「ヤバい」「エモい」、これだけでほとんどの感情が表現できる!すげぇ!…というような書き込みがありました。たぶん、だいぶ若い方だと思うんですけど。
若い皆さん、逆に考えて欲しいです。同じような感情・心境でも、いくつもの多様な表現で語れるように、いろんな言葉を、豊かな表現を、ぜひ身につけてください。言葉って、伝わる人だけに伝われば良い…ってだけじゃないんです。言葉を大事にしつつ、楽しみつつ、年月を重ねていって欲しいな、って思います。

うっかり詐欺ページを開いてしまった…!

気をつけてはいたのですが…私としたことが…。

今日、ネットで商品(具体的に言うと、トラックボール)を検索していたら、うっかりヤバいページを開いてしまいました。
そいつは、IT系の評論ページに隠れていました。よくある『トラックボールのおすすめ5選』みたいな記事です。ちゃんとカウントしていれば良かったのですが、たぶん5個読み終えた後に、こんな画像をついクリックしてしまいました。

どうですか?巧妙ですよね?ついうっかりクリックしちゃいそうですよね?(この画像は押してもリンク先には行きませんよ)
やつです。ちなみに「010」から始まっていましたので、国際電話ですね…。ホントにあぶねー(汗)。電話すると詐欺が始まってしまいます。
さて、ブラウザが勝手に全画面表示になり、右上の「×」も表示されません。これもトラップの一環でしょう。キーも反応しなくなり(あわててたせいかも知れないけど)、画面コピーも取れていません。(それどころじゃありません…)さてブラウザが閉じられないぞ、どうする???
ここで深呼吸。今やっている作業はあきらめて、一旦シャットダウンします。あとで立ち上がれば問題なし。ダメだったらそこで考える…と。まぁ腹をくくったわけです。(電話番号が表示された時点で、PC乗っ取り系ではないと予想できますが…)
使えたのは、ctrl+alt+del 。ここの青い画面で、右下の「電源」 から一旦シャットダウンしました。(これでもダメなら「電源ボタン長押し」でしょうね。)
この後、気分を変えるために夕食の準備の買い物に出かけ、帰宅してから再起動しました。お、無事に起動。良かった、乗っ取られたわけじゃなかった、つまり画面の指示どおりに電話させるサイトを表示しただけ、だったようです。

やれやれ、一人で大騒ぎしてしまいましたが、裏を返せば、一人騒ぎだけで済んだ、って事ですね。これを教訓にして、気をつけてネット活動をしたいと思います。(でも繰り返すんだよな、こういう人って…)

ちなみによくあるのが、フリーソフトのダウンロードのページで、目的のソフトのダウンロードボタンよりも、だいぶ大きくして目立つようにしてある、全く違うソフトのダウンロードボタンですね。これもうっかり踏まないように気をつけましょう。

彗星観測、雲に阻まれる

今が旬の彗星、12P ポンス・ブルックス彗星ですが、彗星は明るくなりつつあるものの、夕空の高度がどんどん低くなり、だんだん観測が困難になってきています。
今日の夕方、暗くなり始めた頃、出かけようとしたら上空が晴れていて、西空には木星が見えていました。すぐに観測体制に移行、双眼鏡を三脚にセットして、木星の右下あたりの彗星を探しました。低空、林のすぐ上に、ハマル(おひつじ座α)らしき明るい星が見え、少しは期待が持てたのですが、木星との間には濃い雲…。今日の彗星は、木星とハマルの間、ハマル側1/3辺りにいたはず。なぜかそこだけ雲がどかないんですよね…。
彗星が林の中に沈んだと思われる時刻に観測はあきらめ、所用のため出かけました。途中、西空の低空が見える開けた場所が何カ所かあるので、晴れ間があったら車を駐めて観測しよう、と目論んだのです。が、移動すればするほど雲が増え、木星すら見えない状態になってしまいました。
というわけで、今日の観測は、雲に負けてしまいました。残念…!

「D」を「ディー」ではなく「デー」と読む件

某TV番組で出ていた話題で…オジサンはアルファベットのDを「ディー」ではなく「デー」と読む…という話でした。
これ、原因には世代差やら地方差やらあると思うのです。例えば戦中戦後派世代なら、英語そのものに親しんでいないでしょう。たぶん戦後の消毒剤DDTは「でーでーてー」って読んでいたのではないかと想像します。ちなみにTの場合は漢字の「丁」(てい=ひのと)にそっくりです。

私も「でー」使います。わざとです。それは、聞き間違いを防ぐため、です。「D-28」を「でーにっぱち」と、わざと言ったりしますね。一種のテクニカルタームとも言えるんじゃないでしょうか?
自分の日本語の発音の悪さもありますが、相手のヒアリング能力が未知数だったりするとなおさらです。また、自分自身もヒアリング能力がいまいちで、聞き取りづらいことも多く、たぶん他の人もそうなんじゃないかな…と、勝手に気を使っているわけです。
BもDもGも、『母音が「i」で、濁音があり、伸ばす音』という共通項があります。日本語だけの会話の中に突然入ってくると、聞き返したくなるケースも多いのではないでしょうか?

聞き間違いを防ぐ読み方といえば、自衛隊などで数字を表す読み方があります。例えば、12:30のことを「ひとふたさんまる」と読みます。これ、0から9までの文字の読み方が決まっていて、だぶらないように、聞き違いがないようになっています。「何々読み」という言葉はないようですが、実務の中から生まれてきた読み方なんでしょうね。

注:「2」は、陸自と空自では「に」、海自では「ふた」と読む。また、「8」を「ハチ」ではなく、「ヤー」と言う場合がある。


関連で、前から思っていたのですが、軍隊用語で「ゆーふぉー」というのがあるのは、聞き間違いを防ぐ、かつ、間違いなく伝達するため、と思います。レーダーに何かしら機影のような物が写り、自軍の航空機ではない場合に何と報告するか、という事例です。どう思いますか?
いきなり「敵機」はないでしょう。では「国籍不明機」?いやいや、「機」とは限りませんね。鳥だったり(そもそも国籍の意味がない)、風船だったりするかもしれません。そこで正確性を損ねずに迅速に伝える言葉が、「未確認飛行物体」で、現場においてはこれを略した「ゆーふぉー」だったのでしょう。別に、軍隊が異星人の乗り物を意識していた、なんて事はないと思います。(個人の推察です)
実際にこの言葉が使われる場面で、「飛行」でも「物体」でもない事例が数多くあるなぁ…と思っています。少なくとも「写っていた」では、飛行物体とは限りません。窓ガラスによる照明の映り込み、レンズのゴーストやフレアなど…。あんなの、ちょっと写真かじってればわかるのに…。(最近は、知っていてウソ、も多いかも。動画の再生回数がお金になるから。)


ところで、以前も書いたのですが、聞き間違いではなく意味のとり間違いを防ぐために、わざと本来と違う読み方をするのって、何読みっていうんでしょう?どなたかご存じでしたら教えてください。

以下、例示します。

  • 市立…いちりつ
  • 化学…ばけがく

桜、開花

名古屋から帰ったら、桜が開花していました。スマホで撮ったので、タテヨコ比がいつもと違います。

毎年おなじみの桜の木。桜の木の下、アスファルトの切れ目がわかりますが、ここより右~手前側はわが家の敷地。桜の木は市有地にあります。『お隣の桜をタダでお花見できる』状態なのです(笑)。

ちょっと寄りで。真ん中あたりに、咲いています。

下から見上げるように撮ってみます。

これは別の枝。

最近、3月のうちに満開になってしまう年も多かったのですが、今年は4月に入ってからの開花です。満開は、入学式の頃になる…というケースがこの辺りは多いですが、果たしてどうなるでしょうか?