詐欺電話の記録

昨日の詐欺メールで思い出したのですが、12月に詐欺電話がかかってきていました。といってもスマホの留守録に残っていたもので、直接対応したわけではありません。
全く心当たりのない番号からの着信記録があり、留守録があったので確認したところ、途中からの録音ですが、合成音声で淡々と怪しい内容をしゃべっていました。冒頭が録音されていないのは、こちらからの留守録対応メッセージの間にも構わず一方的にしゃべっていた、という事でしょう。

しかしヒマな事をわざわざやるもんだねぇ…。わざわざ音声回線で。しかもこれ、発信されたとされる番号は、国際電話じゃない?(+1884というのは、アメリカの無料の電話番号だそうです。ホントにそこからの電話かわかりませんけど…)
一方的にしゃべっていた内容は(応答メッセージの時間分、頭が切れていますが)「現在ご利用中の電話回線に未納料金が発生しているため法的処置へ移行いたします」という、よくあるおどし文句ですね。いや法的措置に移行したら困るのはそっちでしょ(笑)。なんとかファイナンスっていう実在の(実在しそうなギリギリの?)名前を詐称している時点で刑法犯になるでしょ?あんたらが言う法的措置って、そういう事なんじゃないの?一つでもウソ偽りが入っていたら進まない事なんじゃないの?
本当に法的措置の場合は、時系列に沿って何があってどうしてこうして…という一連の事実の積み重ねを、客観性のある言語にして(偽造できないような書面にして)相手方に間違いなく届ける、まずそこから始めないとダメでしょ。そもそも「法的措置」というどんな意味合いにも取れる曖昧な言葉を使う時点でアウトです。(かといって、いきなり「これより民事訴訟となります」って言ってくるヤツもダメですけどね。)
「オペレーターにおつなぎする場合は「1」を…」なんて言ってますけど、これを真に受けちゃ行けませんよ。オペレーターにつないでからがヤツらの本当の詐欺の始まりですから。