本と空き箱の山、山崩れ

現在のわが家をご存じの方はごく少ないと思いますが、わかりやすく言えば「ゴミ屋敷」になっております。必要な通路は「けもの道」として存在しておりますが、ハードルが数カ所ありまして、『夜間の侵入者が転ばずに奥まで進むのが困難』という、防犯に配慮した、一種のトラップ状態にしてあります。
さて、室内にたくさんある山は、本や空き箱や数々のお宝が積み重なっているわけですが、きれいに積んだつもりでも、長い時間をかけて少しずつ(プレート移動のごとく)力がかかってきます。ことに表面が滑りやすい材質の本だったり箱だったりがある場合、地層のズレが顕著に現れてきます。
加えて、昨今の「年齢効果」により、山を越える際、“思ったよりも足が上がらない現象”が出現し、この度、大きな地滑りを起こし、山崩れを引き起こしてしまいました。
考えてみれば、崩れた部分は「山」というよりも「盛り土」であり、自然の地形は元に戻りたがるとよく言うように、「盛ったら崩れる」は自然の摂理。例えて言えば「犬が西向きゃ尾は東」であります。
さて、現在、復旧作業を進めておりますが、困った事に、持った張本人があまり反省しておらず、それどころか発掘されたブツ、久しぶりに見るブツを読みふけっており、まさに「大掃除で古新聞を読みふける」、まるでサザエさんにありそうな状態になってしまっております。


--本人の談話--
崩れたら積み直せば良いじゃない?整理しなおす良いチャンスだよね。
大掃除 つい古新聞を読みふける … あー、これ川柳になるわ…。


…やっぱり反省していない様子です(笑)。