彗星観測

昨夜、雲が切れてきて、深夜は晴れ間がありました。すぐにでも曇りそうなので迷いましたが、庭に望遠鏡を展開して、彗星を眼視観測しました。
久しぶりに、C/2020M3 ATLAS彗星。暗くなってさすがに双眼鏡では無理と思い、最初から20cm反射経緯台を出しました。よく見えて、目測できました。9.5等,径4.5',DC2。決して見やすい対象ではありません。

それにしても、彗星がほぼ天頂にあって(高すぎて見づらい)、導入にやや難儀しました。何が大変って、しゃがんだり立ったり、あとはファインダーをのぞくための中腰続き…。年取ったのでつらいわ…。
でもこの高さでは、導入してしまえば、ニュートン式反射の経緯台は一番楽ですね。
…とはいえ、視野半分動かすのに、架台の周囲を1/3近く(自分が)回る場面も(笑)。回転軸の中心近いので、たくさん動かさないといけないんですよ。