悪魔が来たりて笛を吹く


録画したドラマのタイトル文字。


本作品、横溝正史の代表作の一つです。土曜日の夜、新たにドラマ化されたものが放送されました。
実は、だいぶ前に文庫本を買っておいたのですが、よくある話で『買っておいたからいつでも読めるぞ』と安心してしまい、ずっと「積ん読」状態でした。
なんでこれを買ったかと言いますと、フルートの先生との話の中で、フルートが出てくる作品がどうのこうの…となり、この作品の名前が出てきたので、じゃあ読んでみようかな、と思ったのです。…で、買って安心、積んだら安心…という有様(笑)。


以上は伏線。最近になり事件が展開。フルート教室の仲間で、今度の発表会にこの曲を演奏する方がいるのです。先日、その方曰く、『すごいんだよ、なんてタイミング、今度テレビで放映するんだよ!!』とのこと。あ、じゃ、見た上で演奏を聴きに行こうかな、と思いついた次第です。つい先日も似たような理由で映画「タイタニック」のDVDを見たばかりです。最近、こういうの多いな…(笑)。


さて、ドラマが先か、原作が先か…迷いますよね。だって原作を読んじゃうと話の先が見えちゃいますし、ドラマが先だと突っ込みを入れる楽しみが薄れるし…(笑)。結局、最初に原作を少し読んで、ドラマを途中まで見て(残りは録画して)、また原作を読んで、またドラマを見る…という、互い違い方式にしました。いやいや、なかなか楽しめましたよ。



金・土・日とで読了した文庫本。


問題は(悪魔は?)最後にやってくる…。発表会(数日間に渡る)の、「悪魔が来たりて笛を吹く」の日に、休暇が取れるかどうか微妙なのです。自分の出演日の休暇はまず押さえてありますが、その前日なんですよねぇ…。