高いフルートを吹いてみました

ここのところ週に2日、フルートのレッスンに通っています。
車で1時間ほどのショッピングセンター内にある楽器屋で主催している「ミュージックサロン」という形式の教室です。キャッチフレーズは「大人のためのミュージックレッスン」。『毎週何曜日』という教室ではなく、インストラクターの出勤している日(週5日)に時間で予約し、一回30分のレッスンを週何回でも受ける事ができます。また、自主練習として、レッスンルームが空いていれば一日1回30分借りることができます。月会費は12,600円。『せっかく会費を払っているんだから、がんばってレッスンに通おう』という気になる、いや…ならざるを得ない(笑)金額です。(この会員さんってお店にとっては『良いお客さん』なんだろうなぁ…。)


そんなレッスンに、今週は月曜日と金曜日、行ってきました。月曜日はまだ口内炎が痛くて、十分に吹けない状態だったのですが、今日は元気に吹けました。いやー、口内炎を気にせずに楽器が吹けるって、実に気持ち良いです。当たり前の健康状態のありがたさを思い知らされました。


さて今日は、インストラクターの先生に、高いフルートを貸していただきました。何しろ楽器店ですから、楽器は売るほどあるわけです(そりゃそうだ)。その売り物を、お許しがあれば試奏できるわけなんです。そこで吹いてみました、アルタスというメーカーの総銀製のフルートですが、銀の含有比率が高い「Ag958」という材質だそうです。『これはそんなに高い物じゃないですよ』…とはいえ、お値段は30万円台。なるほど楽器としてはそんなに高い方じゃありませんけど…かといって、おいそれと買える金額じゃない事も事実です。
最初はおそるおそる、吹いてみました。うん。音、確かに違います。例えば、出すのが難しい低いレ、これが非常に鳴らしやすいです。そして、同じくらいの力で吹いても、大きな音、パワフルな音が出るんです。これ、音に強弱の表情をつける時に重要ですよね。先生曰く、このフルートはどちらかというと、太い、男性的な音が出るそうで、クラシックよりジャズ系に向いているかも…とのこと。
やっぱり高い楽器は違うなぁ…とも思いましたが、先生によると『違いがわかる程度に上達して来たからですよ』…だそうです。いやー、そう言われると、そろそろ買っても良いのかな?とか思っちゃうじゃないですか…。さすがは楽器屋さん、勧め上手です。
考えてみると、楽器屋さんでやってるフルート教室に入ったくせに、中古フルートをネットオークションで買っちゃったんですから、親不孝ならぬ先生不幸な弟子なわけです。まぁ、次回フルートを買う時はこちらの楽器店で買おう、とは思っていますので、先生、どうぞご安心ください。ただ、いつになるかはわかりませんけどね…。(3年後かもしれないし、明日かもしれないし…)


さすがにここから買う人はいないと思うけど、一応、アフィリエイトを貼ってみます。ウチの楽器屋さんのチェーン、楽天にも出店しているんだけど、アルタスの製品は載っていなかったなぁ。