パルスオキシメーター その2

昨日の続き、「パルスオキシメーターCMS50F使用記」です。今日はソフトウェア編。


添付のCDから専用ソフトをインストールします。デスクトップにできるアイコンがこちら。

「SPO2 Assistant Realtime」「SPO2 Assistant Review」の2種類。


「SPO2 Assistant Realtime」(赤いアイコン)は、現在の接続状態を表示させるソフトです。この「4台表示」の画面を見ると、同時に4台まで接続できそうな感じです。


画面を「1台表示」に切り替えたところ。


続いて、「SPO2 Assistant Review」(緑のアイコン)。こちらは、記録されたデータを表示させるソフトで、表示部からのデータ転送もこれで行います。
最初に開いたところ。まだ何も表示されていません。


下部のルーペ形アイコンをクリックしてサブメニューを表示させます。このメニューの1番上の段、「New Session」又は「Review」を選択します。


「New Session」は新しいデータを表示部から転送させるモード。上で選択し、下から2段めの「Find File」→1番下の段「OK」を押すと、この「Upload待ち」画面になります。この状態で表示部側からUploadします。


Uploadが完了すると、このようなグラフが表示されます。これが求めていたデータです!
3種類の表示モードを比較してみます。下部の「1」「10」「60」「M」で切り替えます。まず「60分モード」。1画面(左右の幅)が1時間分という意味です。

緑のグラフはSpO2値で、左側の目盛りで読みます。青のグラフは心拍数(パルス)で、右側の目盛りです。SpO2目安の赤い点線が、値=88に描かれていますが、下回る時間がけっこうある事がわかります。この患者さん(自分の事でが…)、受診しないとダメですねぇ…。


真ん中付近の深い谷(01:37付近)をクローズアップしてみます。「10分モード」、これは画面表示が10分です。

SpO2値=75程度まで下がっています。SpO2値がどんどん下がっている時間は「呼吸が止まっている時間帯」と思われ、グラフ上端に薄い緑の四角で表示されているようです。(詳しくは英文マニュアルが読めないのでよくわかりません…)ということは、01:37台の1分間は、「15秒呼吸して、45秒止まっている」という状態のようです…。


さらに拡大、「1分モード」。


もう1つ「M」というのがありますが、これはマニュアル。表示幅を任意の時間に設定できます。


最後に、プローブが抜けた時の表示。06:00〜06:20は完全に抜けていたようです。このようにグラフが振り切れた表示になるので、わかります。

この時に表示部はこうなります。(画像は再使用。例示のため異なる時間帯のものです。)


同様に、既に転送されてPCに記録されているデータを見る時は、サブメニュー上段の「Review」を選択し、「OK」を押します。

ファイル選択画面よりファイルを選択して「開く」、すると上と同様に表示されます。


さらにこのデータを印刷することもできるようです(未確認)ので、プリントアウトして病院にかかろうかな、と思っています。


医療用器具でないとはいえ、まずは普段の状態を数値化することができました。これで例えば、鼻腔拡張テープを使ってみてまた測定すれば、(自分にとって)効果があるかどうか、はっきり知ることができます。また近い将来、治療器具(CPAP)を装着した状態での効果も計れますので、最適な設定値を調べることもできそうです。
いずれにしても、これで「患者さん」である事がほぼ確定。早く病院に行かないといけない、というのがよーくわかりました(泣)。数値をデータ化して目に見えるようにする…って、とても大事なことですね。