タイマーリモートスイッチ

インターバル撮影に使用するタイマーリモートスイッチを紹介します。


天体写真にはシャッターブレが大敵。そこでケーブルレリーズを使うことは、銀塩の時代から常識中の常識です。最近はこれにインターバルタイマーが内蔵された製品が出ています。設定して、スイッチを押すと、一定時間ごとにシャッターを切ってくれるという便利なものです。最新のカメラにはこれも内蔵されているので、私もしばらくは内蔵タイマーを使っていました。(「雲の動き」とか「草刈り動画」に使った機能です。)が、望遠レンズを使うときにシャッターブレを防ぐためにこれが必要になり、ついに入手した次第です。*1


カメラが2台なのでタイマーも2個。2個ともメードインチャイナにすれば安かったのですが、1個はエツミのものにしました。


というのも、中国製のものには取扱説明書がついていないのです。

使い方は、使ってみればすぐにわかるのですが、いざという時に説明書がないと不安…。でも大したこと書いてありませんでした(笑)。


パッケージの裏に書いてあることで十分です。


ちょっと拡大してみます。


現物。


大きさはこのくらい。持ちやすい大きさです。


スタートボタンはここです。

真ん中のボタンの方が大きいので、最初はそちらを押してしまいましたが、真ん中のは「単なるシャッター」です。カメラ側が1枚に設定してあれば1枚しか撮ってくれません。逆に、設定してあるけど「ここで1枚だけ撮りたい」って時には便利なのかな。
本機の弱点は、電源オフにすると設定が全部クリアされてしまうこと。まぁ、入れっぱなしにしておけば良いことですけど。それにしては電源スイッチが使いやすい場所にあるなぁ(笑)。時計でも内蔵されていれば、当然のように入れっぱなしにするんですけどねぇ。で、シャッター命令を時刻でも指定できるようにすれば…あと1000円高くても良いと思うのです。どうでしょうか、メーカーさん???


アフィリエイト貼ります。カメラによって型番が違うのでご注意!これはC1、Canon/PENTAXの2.5mmミニプラグ用です。



こちらはメイドインチャイナの製品。取説はついていません。


…というわけで、星空や夜景を撮る時に必須の、タイマーリモートスイッチを紹介しました。

*1:望遠レンズ使用時、焦点距離が長くなればなるほど、ほんの少しのシャッターブレが拡大されて写ることになります。これを防ぐためにセルフタイマーを使ったりします。本来は「自分も入って撮る」ためのセルフタイマー(セルフのためのタイマー)ですが、これをブレ防止に応用しているわけです。メーカー側もこの需要に応えて、ブレ対策用の「2秒セルフタイマー」を多くのカメラに搭載しています。