今朝の彗星

明日からお天気が悪くなりそうなので、今のうちにと、がんばって撮影しました。
共通データ…PENTAX K-5、200mmF2.8、開放で使用。20秒×8コマ加算。


昨日までの反省より、改善点。

  • ピントはライブビューで拡大して確認。ピントリングの∞を当てにするとピンぼけの元。Fが明るいレンズですからもっと気を遣ってピントを合わせないと。ちなみにこのF2.8のレンズは∞より先までピントリングが回ります。
  • シャッターブレ対策として、タイマーレリーズ(商品名:タイマーリモートスイッチ)を導入。今までついつい便利なので内蔵タイマーでインターバル撮影をしていましたが、インターバルモードにするとドライブモードが1コマ撮影しかできません。これをミラーアップ又は2秒セルフタイマーにして、ミラーが上がってから2秒程度おいてからシャッターを開けるようにしたいのです。そこで、カメラ側のドライブモードを2秒セルフタイマーにし、シャッターのタイミングはタイマーレリーズから信号を送るようにしました。ちなみにシャッタースピードはカメラ側で20秒に。カメラ側をバルブにしてタイマーレリーズから20秒の信号を送っても同じ事です。


2Pエンケ彗星。


C/2013R1 ラブジョイ彗星。

↑周辺減光の補正のしすぎ。逆に四隅が明るくなってしまって、失敗です。


C/2012S1 アイソン彗星


今日、天体画像処理の本を読み直しました。すると、処理そのものと、処理手順に大きな間違いがある事がわかりました。そこで、いろいろと試行錯誤…というよりまずは教科書どおりを心がけて、画像処理してみました。コントラストは思ったよりも高めになってしまいましたが、撮影方法の見直しとともに、処理も見直した結果が、今日の画像です。少しはマシになった…と思っていますが、どうでしょう。
何しろ画像処理は1年生です。ちょっとずつ憶えて行きたいのですが、トシとると物覚えが良くなくて、思うように進みません。そもそも画像処理というものは試行錯誤が必要で、時間がかかるものです。しかも、モニターをずっと見ていることになるので、目が疲れます…。目が疲労メガ疲労 → 百万倍も疲れるんですよね(笑)。たいへんだこりゃ。まぁ、無理しないでボチボチとやっていきたいです。


彗星以外も撮ってみました。細くなったとはいえ月明が残っていますが、バラ星雲にチャレンジしました。元のコマにはかすかに存在が写っている程度なのですが、画像処理してこんな感じになりました。


バラ星雲。


部分拡大してみます。


ふう…。バラ星雲、デジタルで初めて撮ったにしては、まぁまぁかな。とにかく写ったというだけで満足です。