昆虫図鑑が楽しい

天文仲間のミーティングがありました。天文仲間とはいえ、皆さんいろんな趣味や興味があります。旅行、写真、自然観察…このあたりはほぼ共通しています。

私も先日からカメムシセミの話を、ブログでしていました。お一人が、この話を受けて、昆虫図鑑を持ってきてくれました。ありがとうございます!これを、みんなでワイワイ見ていたんですけど、昆虫図鑑、楽しいですねー。毎日のように図鑑を眺めていた子供の頃を思い出します。
昆虫の図は昔からかなり細密に描かれています。そういえば今の朝ドラ「らんまん」でも、牧野富太郎をモデルにした主人公が、植物の図版を作るために石版印刷に挑んでいるところですね。

  • セミカメムシのなかま」は、やはり同様に記憶している人がいました。ミズカマキリタガメ、アメンボなども同じ仲間です。
  • セミは、エゾハルゼミではないか?との説が優勢です。「鳴き声とベランダに来たセミが一緒とは限らない」…そりゃそうですね!
  • 子供の頃に見ていた図鑑って、よく憶えているもんだよね。

…で、思い出した話。子供の頃にチラ見していた、今まで見たことなかった虫の正体が、ひと目でわかった話です。
四十路の頃でしたけど、職場で若いヤツが「こんなハチいましたー。きれいだけど、ほぼ死んでますね。」と、青光りしたハチの亡骸を持ってきました。青い金属光沢で、とてもきれいです。
初めて見たんですけど、反射的に「あ、これ、セイボウだ!」とわかりました。青いハチってことで、図鑑の挿絵のイメージが脳の片隅に残っていたんです。ついでに、「あ、セイボウって、漢字で書くと青蜂?」と、子供の頃に気がつかなかった事にも気づきました。

…という、今まですっかり忘れていた事まで呼び起こされ、なんだかほっこりした気持ちになったのでした。(ミーティングのメインはあくまでも天文の話題でしたよ、念のため。)

それにしても、昆虫図鑑の細密なイラストや写真、楽しむのに老眼鏡が必要!…っていうのが、なんだか哀愁を感じてしまった一日でもありました…(笑)。