元ヤンいろいろ

昨日の事なんですが、銀行に行ったら知り合いにバッタリ会いました。マスクしていて目元しか見えなくて、声をかけられたんですけど最初は誰だかわかりませんでした。マスクあるある…(笑)。
彼は私よりも若い、同職の後輩です。彼が採用された頃、先輩としてあれこれ面倒をみました。(いや、実際はわりと放置してたかも?)今は、この近くの支社で偉くなっているようです。大したもんだ。
失礼ながら、入った頃は『こいつ、続くかなー?』という一面もありました。一見真面目そうな若者なんですけど、考え方のパターンがやたらヤンキー系。時折、それが言葉や態度に出てしまうのです。これ、実は地元によくあるパターンですけど。いや、誰だって若い頃はそういう面はあるものです。いろんな事を経験して、学習して、(良くも悪くも、いわゆる)大人になって行くんですよね。
振り返ってみて、同業者(割とお固い業界です)として入った先輩同輩後輩たちで、『こいつ、続くかなー?』系で、本当に続かなかったヤツもいるし、すっかり真面目になったヤツもいます。逆に、『こいつ、出世しそうだな』と思ったヤツが途中でドロップアウトしたり、偉くなったのにやらかしてクビになったり、そりゃもういろいろです。人の未来なんて、わからないものです。

若い頃は、同業者のスキャンダルって聞いたことがなくて、『うちの業界、皆さん真面目なんだな』と思っていたんですけど、この年になるといろいろわかってきて(素直じゃなくなってきて)、裏読みします。おそらく、当時はまだ『もみ消しができた時代』だったのでしょう。それを『古き良き時代』と言いたくはないですけど。

ところで、タイトルは元ヤンキー云々ですけど、私はヤンキー系とは縁がなく、むしろ苦手でした。中学校の頃クラスに一人や二人は不良っぽいヤツはいましたけど、こわがって近寄らなかった内気な少年でした。基本、良いところもあるヤツとはわかっているんですけど、なんだかこわくてビクビクしていましたね。その頃の女子が、ちょいワル系にあこがれたりするもので、ジェラシーというか、反発もあったのかもしれません(笑)。反逆に対する反発、でしょうか?(別にかっこよくはない…)