金星と水星

いま、夕方の西空で、金星と水星が接近して見えています。
Pentax K-5、ズームレンズを63mmで使用、35mm判でいうと80mmくらいの軽望遠です。


文字入れしてみます。


同じ焦点距離でオリオン座の三つ星を。これで2星の角距離がわかります。ソフトで調べたら、3.7度でした。おおよそですけど、腕を伸ばしてVサインの先…より狭い…くらいの間隔です。



ここ数日は、夕空に並んで見えています。金星は明るいのですぐに見つかると思いますから、水星を見るチャンスです。コペルニクスだったか、水星を見たことがなかった、という伝説が残っていますので、コペルニクス超えのチャンスかも(笑)。
水星の方が高いのは21日まで。それ以降は水星が急速に低くなっていきます。逆に金星は徐々に高度を上げ、見やすくなっていきます。最大離角は8月、最大光度は9月、10月頃までは夕空で一番目立つ星です。