12時間の軌跡 円形ver

昨夜撮りました「12時間の軌跡」ですが、今回は円形写野バージョンです。

写野が円形になるサークルフィッシュアイレンズ(シグマ 4.5mm F2.8 EX DC CIRCULAR FISHEYE HSM)を使用しています。普通は真上に向けて全天を1枚に収めます。(地平線がぐるっと円周に写ります。)それを今回は36度傾けて天の北極を写野の中心としました。
残念ながら途中で雲が出てしまいました…。成功とは言いがたいですけど、予想通りまん丸な星の光跡が写りましたので、半分成功といったところでしょう。


上の画像では星座がよくわからないので…00:00〜05の星空です。


途中、曇ってしまった02:30の一コマ。当然、最初の画像にはこれも入って(合成されて)います。星の光跡が途切れている部分です。


参考画像。真上に向けて撮るとこんなふうに、星の動きが楕円形になってしまいます。(2014.12.26の作品)

で、なんとかきれいに丸くならないかな…と考え、思いついたのが上の方法なのです!でも視野の1/3程度は不要な部分(地面)になってしまいますねぇ…。かといって長方形にカットしちゃうと、せっかくの円形写野の持ち味がなくなってしまう気がするし…。


…とまぁ、課題は山積みです。逆に、対角線フィッシュアイの使いやすさがよくわかる貴重な体験となりました。