除湿器のリニューアル

生活改善シリーズ第一弾、除湿器!残念ながら「女子付き」じゃありません(笑)。


古い除湿器を記念に撮影。場所は洗面台のすぐ脇。周囲は…手前右の茶色いサッシは浴室の入り口。右奥のアイボリーの扉はトイレの入り口。左端の突っ張りポールのさらに左側には洗濯機が置いてあります。


これまで(たぶん)10年以上活躍した除湿器SHARP DW-71SF。

あ、昨年買った花火の残りに目が行きますね(笑)。しけないように除湿器の脇に置きっぱなしなのです。


操作パネル部分も撮っておきましょう。


この除湿器、ここ半年ほど不調が続いていました。ずっと自動除湿モードで動かしていましたが、突然、大きな音を出したり、止まったり。洗濯物を干している時は連続除湿モードだったのですが、やはり突然止まったり、最近ではほとんど動かなくなっていました。でもでも、突然思い出したように大きな音で動き出したり…。見るからに「寿命」なんだろうな…と思い、早く後継機を探そう、とは思っていました。ところが季節商品ですから、梅雨が近づいてこないと売り場に並ぶ商品の種類が少ないんですよね。
先日、仕事の帰りに電気屋に寄って説明を聞き、ついに購入しました。モデルチェンジで安くなっている商品です。別に、新しくなくても良いし、デザインの良さも求めていないし、多少うるさくたってかまわないし、基本性能さえ満たしていればOK。お手頃価格の候補数点の中から、1日の除湿量とタンク容量で選んだのがこれです。


CORONA CD-P6314。こちらが操作パネル。


設置してみました。あらら…形のせいか、ちょっとトイレの扉の邪魔になります…。


既に2日ほど運転していますが、よく水が取れます。たぶん、雨の日は半日ほどでタンクが一杯になるでしょう。目に見えて除湿が確認できるというのはなんだか安心できます。
そして除湿器の思わぬ効力。それは、水タンクに貯まった3.5リットルの水を、いっぺんに洗面台に流せるという事。洗面台の排水って、どうしても髪の毛やゴミでつまり気味になるもの。定期的に大量の水を流してやることで、排水管の掃除にもなる…というわけです。


ちなみにわが家には加湿器はありません。自分としては、日本の冬くらいなら、なくても平気です。それ以前に、除湿器なしの加湿って…絶対、カビの原因になると思うのです。寒い冬に、部屋を暖めて、どんどん加湿するとします。寝る時や外出する時に暖房を止めて、部屋の温度が下がりますね。すると飽和水蒸気量が下がり、空気中に目一杯放出された水分がどんどん結露します。帰宅してまた暖房を使用すると、結露した水分の温度が上昇し、あるところでカビの成育に適した温度になってしまいます。加湿するなら除湿もコントロールしないと、かえって健康を損ねません。
それに、天文屋なので、家の中にはカビを嫌うレンズなどの機材が多量にあります。レンズももちろん、スライドにカビが生えると、取れないんですよね…。せっかく撮った作品がカビだらけに…(泣)。過去には何度もカビに泣かされています。
ギターも「適度な湿度」が良いと言われていますが、木材に悪影響を及ぼすほどの乾燥にはまずならないと思っています。アメリカの砂漠地帯でもありませんし、それにケチケチしていますので、冬でも暖房はあまり強くしません。ほとんどのギターはケースに入っていますし、逆に、梅雨時に湿度がこもるのを心配しているくらいです。


そんなわけで、わが家には除湿器は必須。今日も元気に除湿中!