ヒヤリハットの事例

最近、交通事故になりそうなヒヤリハットの事例をいくつか経験、または目撃しました。皆さんも気をつけましょう。自分に対する自戒の念もこめて、ここに書きます。なお、同様の話は以前にもブログで書いています。


以前の例→2012年11月8日


1.濃霧
昨日の朝、家から職場までの8割が濃霧に覆われていました。いくつも危ない箇所はありましたけど、最大の難所は県道から少し細い市道にはいったところでした。普段なら特に問題のない場所なんですけど、なぜかカーブのところで大型トラックがすれ違うのに難儀していました。
これ、普段ならやや遠くからお互いに視認できて、適度にスピード調整して、お互いにすれ違いやすい直線で出会うようにすると思うんです。霧のせいでそれができず、お互いにすれ違う直前になって『うわっ!?』とびっくりしたんじゃないかなぁ…。
お互いに5〜6台のプチ渋滞になりましたが、特に接触する事もなく、すれ違いができました。対向車のトラック運ちゃん、険しい顔してるわけでもなく、むしろ笑っていました。『いやぁ、まいったなぁ』ってところでしょうか(笑)。


2.太陽
上と近い場所で、市道から農道(田んぼ道)に入る交差点にて。大型トラックのすぐ後ろを走っていましたが、対向車の軽トラが急に右折。危うく前のトラックと正面衝突しそうでした。トラックは急ブレーキをかけ、少し横滑りしながら停止しました。軽トラも停止しましたが、バツ悪そうに曲がるのをやめ、ハンドル操作で直進になおして走って行きました。お爺ちゃんでしたけど、たぶん野良仕事に「出勤」するところでしょう。トラックの運ちゃんはドアを開けて怒鳴っていました。気持ちはわかるけど、落ち着いて…。
すれ違いざま、サイドミラーでこの軽トラを見たんですけど、ミラーのど真ん中には太陽。つまりこの軽トラ、太陽に目がくらんで、ほぼ正面から接近中の大型トラックが見えなかったようです。そういえば以前、太陽と信号がほぼ同じ方向に見えて、信号が全く見えなくて困った事がありましたが…。完璧に重なれば信号で「日食」して太陽を隠せたのですけど、微妙でした。


3.車の陰
これは自分の事例です。二車線の国道から市道に右折する交差点がありました。対向車の流れを見て、行けるタイミングのすき間で右折…というのは昔からよくやります。走行車線の車をやり過ごして、次の追い越し車線の車の前に右折を…と目論んだのです。せーの…で曲がると、車の陰に二輪車が!!!あわててブレーキを踏みましたが、これがあまり強く踏んでしまうと次の追い越し車線の車とぶつかるし、減速しながら『早く行ってくれ!』と祈るような気持ちでした。実際には1秒もない時間のできごとですけど…。
そもそもこういうタイミングのつかみ方、『行くぞ』という判断、それからのアクセルへの反応、みんな若い頃に比べると劣化しています。これがあってからはそれをわきまえて、慎重な運転を心がけています。


毎日、通勤で車の運転をしていますが、安全運転に対する心構えって、やはり『危ない!』ってヒヤリハットに直面しないと意識しづらいものです。でも本当の事故を起こさないよう、さらにヒヤリハットまでも至らないように気をつけたいものです。皆さんも、車を運転する時は、どうぞお気を付けて。