ギター歴は長いけど…

まだまだヘタクソです。最近は老化のため、退化している感じです…。それでも、加藤いづみライブで刺激を受け、ちょっと懐かしい曲などを弾き始めました。
ライブが大好きなアコースティックだったのです。ヴォーカルの他には、アコギ2人、ピアノ又はアコーディオン1人。これがすごく良くて、あー自分もギターやらなくちゃな…と改めて思った次第です。


ギター歴は徒に長いですけど、苦手の部分はなかなかやらなくて、むしろ避けていたのです。例えば、Eb。これ、アコギ弾きの皆さんは嫌いですよね。左手の指がもう1本欲しくなるコードです。たいがいは3フレットにカポして、Cのフォームで弾きます。実際、そうしていました。
一つのブレイクスルー(大げさですが)があったのは、バンドに入れてもらったことがきっかけでした。加藤いづみファンクラブ仲間による、コピーバンド。やるからにはオリジナルに近づけたいと、気合いが入りました。高橋研さんお得意の9thコードとか、かなり複雑なものもちょっとずつ耳コピしました。で…途中で転調がある曲をやることになり、FやBbはもちろん、Ebも出てきちゃった…というわけです。今でも完璧にできるわけではありませんが、とりあえずCm7を押さえて、2拍目に小指を伸ばして5弦をどうにか押さえる…でごまかしています。それでも「やらなくちゃ」という気持ちになったのは、バンドのおかげです。


ハロプロ曲を耳コピしてコード譜を作り始めたのも勉強になりました。こちらも転調が多くて、避けて通れないコードがたくさんあります。ベースだけ動いて行くコードとか、難しいものもたくさんあります。またそれらをわかりやすくコードネーム的に表現する勉強もできました。


ハロプロコピーバンドでは演奏上の自分の問題に気づきました。長いこと1人の弾き語りでやってきましたので、リズムキープが自分本位なんです。ドラムやベースに乗せてコードを演奏して行くのが、けっこうヘタクソ、微妙にズレていたりします。これ気づいた時はけっこうショックでしたね。(星飛雄馬が「致命的な欠点」を指摘された時くらい…)


今、ずっと前に「これやりたい」と買っていた楽譜の中の、ギターソロ曲(インストルメンタル)を練習しています。うまく弾ければとてもカッコイイ曲なんですけど、これがけっこう難しいのです…。今まであまり練習していなかったのは、この曲、チューニングが変則で、5弦を1音、6弦を2音下げるんです。でも今なら、ギター複数出しておいて、この曲専用に1台置いとけばいいや…と、最近になってまた始めた次第。
ソロギターも、アコースティックナイトのチャッピーさんがいつも弾くクラシックギターと、9月にライブに行った吉川忠英さんのソロギター、このお二人の影響が強いです。ガチガチのアマチュア(失礼かな?)と、プロ中のプロですけど、どっちもカッコイイんですよ。


追記します。
ギター歴40年近くなった頃、フルートに入門しました。いろいろ違う点も多くて戸惑いましたけど、最近になって少しずつですけど、五線譜が読めるようになりつつあります。まだまだ拾い読みに近いですけど。音を出す時にはほとんど習慣のように五線譜を見ていますので、だんだんクセがついて来た感じがあります。ホントは暗譜した方が良いのかもしれないんですけど。それと、市販されていない楽曲をフルートで吹きたいという願望もありますので、MIDIソフトを使って入力しています。この入力も、始めた頃よりはだいぶ早く(要領良く)なりました。少しずつ、少しずつですけど。最近では元の譜面がオーケストラ譜で、そこから拾い読みして入力…なんて事をやっています。今までは「歌詞とコード名」のコード譜しか見てこなかったので、これもいろいろと勉強になる事が多いです。フルート→五線譜→これもギター弾きに役に立つようになっている感じがあり、ちょっとうれしいです。


こうやっていろんな人の影響を受けながら、ちょっとずつでも進歩していけたら良いと思います。(実際問題としては、退化に、いかにブレーキをかけるか…かもしれませんけど(笑)。)