身体のメモリー効果

最近、仕事(事務系)において、老眼鏡が必須となっております。
パソコンは画面がある程度距離があり、キーボードも感覚で打てるので困りませんが、手書きの伝票などの時、特に銀行振込のフリガナを書くときなどは、もう老眼鏡なしでは無理になってきました。こういう傾向は昨年頃からなのですが、最近はこんな事がありました。


人間ドックの時のこと。硫酸バリウム飲んで胃のレントゲンを撮るときに、筋肉注射しますよね。あれってたしか、筋肉の動き全般を遅くする薬だと思うのです。『しばらくの間、目のピントが合いにくくなります』のような事を言われましたので。実際、ピントが合いづらくなりまして、まぁ時間がくれば治るだろうと思ってはいたのです。ところが、どうやら身体がその状態をメモリーしてしまったような感じでして、それ以来ずっとピントが合いづらい、特に近くにピントが合わない状態が続いています。
こんな事ってあるのかなぁ。でもいろんな体験を考えると、特に珍しい事でもないか、と思ったりします。薬を飲んだり、疲れたりして、身体がある状態になり、その状態を記憶してキープしてしまうのです。これを勝手に『身体のメモリー効果』と呼んでいます。たぶん、身体を鍛えている人には良い面でのメモリー効果もあると思うのですが、最近、老化一直線な私には、負の面ばかりです…。


もう一つ、ここ数年、トシを感じている事なんですけど、慢性疲労感というか、慢性筋肉疲労というか。若い頃には全く肩こりなんてしなかったんですけど、最近はいつでも肩こり&筋肉疲労な状態です。加えて、ちょっと力を入れるとすぐに手足がつる(こむら返り)状態になります。(実際は、つる寸前に力を抜いていますけど…)朝起きた時に、力一杯「のび」をする…なんて、もうできない身体になってしまっています…(泣)。
こっちは「身体のメモリー効果」というよりは、「老化」そのものなんでしょうけどねぇ…。