Simon & Garfunkel コピーバンドのライブ 

今日は、2月にもライブに行ったSimon & GarfunkelコピーバンドThe Side Of A Hillさんのライブに行ってきました。内緒にして来ましたが、今回は私、なんと、ゲストボーカルとしての参加もあります!


というのは…前回のライブの後、The Side Of A Hillの掲示板に『次回スカボローフェアやる時は詠唱のパートを歌いたい』旨の書き込みをしたところ、先日、ギターの三上さんからメールが来まして『コーラスで参加してくれませんか』と…。拙ブログも読んでいただいたようで、それでお声がかかった次第。The Side Of A Hillの一ファンとしては、もううれしい限りです。もちろん、二つ返事で了解しました。
ここだけの話、ちょうどスカボローフェアは別の場所でもやる機会があり、譜面を作ったりしているところです。もちろん詠唱の部分もあります。
実を言うと、「スカボローフェア」を歌うだけでは、Simon & Garfunkelの楽曲を歌ったことになりません。スカボローフェアはイギリスのトラディショナル曲であり、これに詠唱(canticle)をからめた「スカボローフェア / 詠唱 (Scarborough Fair / Canticle)」というセットこそがS&Gの作品なのです。そして、Canticleの元になった曲こそ「The Side Of A Hill」であり、今回ライブするお二人のグループ名の由来となった曲なのです。それを考えると、ホントよくもまぁ私なんぞにCanticleを歌わせていただけたものです。それに思い当たった時、身の引き締まる思いがしました。


開場よりも少し早い時間に現地到着。三上さん・中林さんとともにリハーサル。これ、実に良い経験になりました。
というのは、私、普段ソロでしか弾き語りをしていませんので、『自分の声さえしっかり出ていれば良い』という発想しかなかったのです。バランスとかハーモニーとか、正直あまり意識したことがありませんでした。一緒に歌ってみて、声の出しすぎ、強弱の付け方をアドバイスされました。うーん…自信満々で行ったので正直ちょっとショックな面もあったわけですが、良い経験になりました。
考えてみれば今回は『できあがっているハーモニーの中に無理矢理入っていく』わけです。これ、調和させること、まして美しく聴かせることはとても難しいし、第一、お二人に失礼なことこの上ないですよね。よくぞこんな私にお声かけしていただきました。ただただ感謝です。それに、初の音合わせが当日のライブ直前とは…。まぁ、なんと自分としても大胆不敵。『なんとかなるだろう』という根拠のない自信はどこから来るの?…そこは互いにS&Gファンである事の『あうんの呼吸』みたいなものでしょうか。スカボローフェアが有名な曲である事ももちろんですけど。
まあそんな感じで、歌わない部分も確認し、リハーサルも無事終わり、ライブ本番です。セットリストは以下のとおり。

The Side Of A Hill ライブ

2013.6.2

綜合芸術茶房『喫茶茶会記』


1.Baby Driver
2.He Was My Brother
3.Mrs.Robinson
  (MC)自己紹介 二人は中学の同級生。中3の時から一緒に歌っているそうです。
4.Punky's Dilemma
5.I Am A Rock
  (MC)S&G リアル世代ではありません。解散は1970年ですから。ここで三上さんの親友松本さんの紹介。S&Gと出会わせてくれた大事な友人。二人とも音楽的ルーツはGSあたり、「花の首飾り」など…。
6.Homeward Bound
7.Old Friend 〜 Bookends
8.Scarborough Fair / Canticle (guest vocal どかん)
  (MC)三上さんから宣伝。奥さんが「Parsley Sage」という雑貨屋さんを開いているそうで、6/29・30はカフェを特設します。場所は自由が丘の町中。
9.American Tune
10.At The Zoo
  (休憩)
   (guest play) The Sounds Of Silence (by Kodama Bros.)
   (guest play) Anji (by Takenaka)
11.Bridge Over Troubled Water
12.America
13.Flowers Never Bend With The Rainfall
14.The Dangling Conversation
15.A Heart In New York
16.The 59th Street Bridge Song
17.The Only Living Boy In New York
18.The Boxer
  (encore)
E1.El Condor Pasa
E2.The Sounds Of Silence


終了後は、2月に知り合ったタカさんと、タカさんの地元の「歌えるライブバー」に行きました。あとでレポートする予定です。