メモ帳の自作についてのあれこれ (1)

先日、メモ帳を自作した話を書きました。→2012年11月10日のブログ
その後、いろんなアイデアが、わいては消え、わいては消え…を繰り返しています。あれこれ考えてしまうのですが、今のところ次のようなコンセプトで作っていくことにしています。

  • 自宅にあるリング製本機を活用する
  • 多穴パンチも自宅にあるものを活用する
  • ミスコピー用紙を活用する
  • 表紙にはラミネータを活用する

…と、こうして制限しておかないといろんなアイデアが出すぎて収集がつかなくなってしまいまうのです。考えつくアイデアをその都度試作していたら、使うよりも試作の方が多くなってしまいそうな勢いだったりします。


自作リング式メモ帳のメリットに…

  • 製本機があるのでリフィルの追加や編集が自由にできる

という点があります。ここに着目して『リフィルが追加できるメモ帳』について考えると、こんな品物を見つけました。リングファイルのリング部分だけを売っているわけです。


リヒトラブ スライドリング


カール ルーズリング


スライドリングの方は、A4リングノートのリング部分だけ。スライド式でリフィルの出し入れを行います。コード譜など(表紙を自作して)目的別に作る時に便利ですね。B5用もあるようですが、もっと小さいのはないようで、メモ帳としては大きすぎます。
ルーズリングが面白いです。一応A4タテ用ですが、はさみ等でカットして好きな大きさに作れます。ちょっと柔らかいタイプで、リング1個ずつ、ぱちんぱちんと留めるようです。また、専用のジッパーもあり、これで開閉する様子は「大きなジッパー」なんでしょうね。
どちらもリング穴の規格は、一般的なルーズリーフ用の、A4で30穴。B5だと26穴。グリッサーパンチやゲージパンチなど、多くの市販の多穴パンチが使えます。ちなみにわが家にあるのはこちら。ゲージパンチよりもこちらの方が便利ですが、何しろでかくて、場所を取ります。これを使用したレポートはこちら→2009年9月29日のブログ


…というわけで、これらを使えば最大A4までのルーズリーフ式ファイルまたはメモ帳が作れるわけです。でもなぁ…リングもごつくて、ポケットに入れるメモには大きいなぁ…。


と思っていたら、こんな製品を発見してしまいました。これだとポケッタブルなうえ、リフィルの補給もできます。先日、東京に行った折り、デパートの文房具売場で現物を見たのですが、なかなか良くできた製品です。思わず欲しくなったのですが、『ここで買ったら負けだ』と思い、我慢しました。だって、『メモ帳は自作する』って決めて、そのためにいろいろ調べているわけですから…。

メーカーのHPはこちら→リヒトラブ,AQUA DROPs ツイストリング・ノート(メモサイズ)
B5、A5、メモ用紙(72×125mm)と種類があります。問題は、リフィルのパンチ穴が従来の規格ではないことで、B5で29穴、A5で24穴と全く独自の規格になっています。上記のグリッサーパンチが使えません…。
が、なんと、これ用のパンチまで用意されていたのです。しかも、なかなかのお手軽価格で。


この製品を見たとき、正直『欲しい…このシステム。でも、これ買ったら、メモ帳自作する意味なくなるなぁ…。負けた…。』と思いました。くやしいので今回の更新、『欲しい物リスト』代わりの備忘録ということにしておきます。

比較のため、アマゾンのアフィリエイトも貼っておきます。


スライドリングは5セット入りのもの。


ルーズリング、これは8mmです。


ツイストリングのメモ帳。


ツイストリング用パンチ。


ここのところ、メモ帳の自作をきっかけに、文房具ウォッチングも好きになってきました。いえ、元々、文房具屋さんは大好きな空間なんですけど。でも最近は、『メモ帳自作のネタはないかな?』と、明確なテーマを持って見て歩いています。東京に行った際は、大きな書店やデパートの文房具売場に寄るのが、新しい楽しみになっています。