木星食、見えず

昼間の木星食、一応、挑戦しましたけど、見えませんでした。

  • 潜入時刻…曇り
  • その後…時々晴れ
  • 出現時刻…曇り


猛暑の中、望遠鏡を組み立て、現象時刻を待ちました。…が、月のある方向が晴れません。でも、全天曇っているわけではなく、雲にはすき間があり、ところどころ青い空がのぞいています。あきらめるのももったいない…と待ちましたが、潜入までに月を発見する事はできませんでした。
潜入後、しばらくして晴れ間がやってきて、双眼鏡で西空の月を探しました。数分後、青空の中に月を発見。コントラスト低いですね…夏の空だから仕方ないけど。どうにか望遠鏡の視野にも導入し、モーターで追尾できるようになりました。あとは出現時刻を待てば良い…はずだったのです…。
望遠鏡にカメラボディをつけ、ピントの確認などをしているうちに、また曇ってきました。それでも追尾しているので視野からは外れていないはずです。が…ここで思わぬ事態に…。視野の中に黒い影が…。なんてこった!月が沈んで来ちまったぜ!屋根だ!


   やーね ♪       …すみません www


急きょ、望遠鏡を丸ごと2メートルほど移動。組んだままの移動、火事場のバカ力です。もちろん元の視野はわからなくなります。月が見える場所に移動したはずですが、以後、月は見つかりませんでした…。


移動直後。こんな感じの天気でした。

晴れた部分が来てくれれば見えた可能性があったのですけど…。残念でした。




さて、珍しく明るい時間帯に望遠鏡を組んだので、記念撮影。モデルは私です。

前に紹介した画像だと、大きさがわかりませんよね。身長165cmが隣に立つとこんな感じです。でかいなぁ…。