地球に接近中の小惑星1994PC1(7482)を、望遠鏡で観察しました。望遠鏡は「ニンジャ320」。32cmF4.7、75倍、視野1.3度です。
望遠鏡は固定していて、追尾していませんので、視野内を恒星が日周運動で動いていきます。その恒星を目で追っていく、「ひと視野」のうちに、小惑星との相対位置がどんどん変わっていきました。
下図で18**は時刻です。7893,8994はそれぞれ星の等級(小数点を省略しています)。A,Bは比較星で、この星と比較して小惑星は10.3等と目測しました。
普段は満月期は望遠鏡は出さないのですが、今回の小惑星の地球接近は昨夜と今夜が観察のチャンス。昨夜は悪天でしたので今日こそは、と望遠鏡を出しました。(ついでに彗星を2個ほど観測できました。)
その満月。ほぼ満月。22時少し前に撮影。「望」は今朝08時台でしたので、昨夜の方が満月に近いですね。
月の下と南側にはクレーターのでこぼこが見え始めています。(欠けはじめている、という事です。)