前回…
次回は、望遠鏡など特殊な観測機器がなくても金環食を楽しめる方法をいくつかご紹介します。
こう書いたっきり、続きを書いていませんでした…。
さて、金環日食まで、今日で残り7ヶ月になりました。その事を思い出したので、今日の更新とします。題して「金環食を簡単に楽しむ方法」。…といっても、良い画像が全く用意できませんでしたので、こちらのページをご覧下さい。(丸投げ…w)
リンク 日食を観察する方法:国立天文台
このリンク先、実は2009年7月22日のトカラ列島皆既日食のために書かれたものです。が、基本的な事は今回も全く同じですので紹介します。はしょって書くと、望遠鏡を使わないで日食を楽しむ方法は、次のようなものがあります。
- 木漏れ日
- ピンホール
- 麦わら帽子など
- 手鏡
- 専用フィルター
項目を分けましたが、1〜4は同じ原理、ピンホールカメラの原理です。針穴写真機とも言います。小さな穴を通ってくる光が、明るい光源や風景の像を結ぶ、というものです。詳しくはリンクページをご覧下さい。(ビスケットの穴を使って撮った日食写真もありますw)
5の専用フィルターですが、何種類かが市販されています。日食が近くなると間違いなく品薄になりますので、今から手配しておくと良いでしょう。(実は、自作太陽観測フィルターを実費程度でお分けできるよう計画中です。)
また、昔から使われていた次の物は、目に有害な波長の光線を通してしまうので、使わないでください。
- ろうそくのすすで黒くしたガラス
- 下敷き、CD
- フィルムの真っ黒に感光した部分
うーん、本当は作例を画像にしたかったんですけど、天候の都合もあって間に合いませんでした。また次回(来月21日を予定)までの宿題にしたいと思います。