津波を振り返る

さっきまで、NHKスペシャル「巨大津波”あの日何が起きたのか”」という番組を見ていました。
地震当日、停電で見られなかった映像。地震後、目を背けていた映像。2ヶ月近くたって、気持ち的に、ようやく見られるようになりました。地震で大して被害のない自分ですらこれですから、実際に地震、それも津波の被害に遭った人の中には、まだ正視できない人も多いと思います。それだけ今回の地震の爪痕は大きく深いものです。
そして、生き残った人たちの証言。訥々とした語り口ながら、本人ならではの迫力がありました。津波の映像といい、『地震が来たら高台に逃げろ』と100回言うよりも、この映像と音声を視聴する方が身に浸みます。こういうソフトウェア資産を、いろいろと生かして欲しいと思います。


省みて、今住んでいる場所で一番怖い災難は何だろう?と考えてみました。
海からはかなり距離があり、標高もそれなりにあります。わが家に津波が来たりしたら、関東平野が全部水没するという事ですが、全くあり得ない話じゃない…と、今回の地震で思いました。でも、来ちゃったらどうしようもないです。とりあえず、わが家よりちょっと高い高台に逃げるルートだけ考えておこう…。
現実的にありそうなのは、落雷です。一夏に何回かは落雷による停電がありますが、直接落ちる可能性もあるわけです。これもまた、落ちちゃったらどうしようもないですね。逃げようがないからなぁ…。
やはり一番怖いのは、直下型地震による直接被害でしょうか。わが県は“地震の巣”なので、震度3程度だったら慣れっこになっています。冗談で『エネルギーは小出しにしているから大きいのは来ないよ』と言ったりしていますが、果たしてどうなのか不安です。これも、来ちゃったらどうしようもないです…。


いずれもどうしようもないので、災害後にどう立ち直るか、を考えた方が良いみたいです。当面考えられる事は、こんな感じでしょうか…?

  • 水のペットボトルを買っておく…実際、買っておいたのが役立ちました
  • 発電機を買う…燃料も買い置きしなくちゃ
  • 保存用食料を買っておく…定期的に更新が必要です
  • ガソリンを…どうしましょうね?これが一番の問題です

いろいろ買っておくことで、日本の経済を少しでも回したいと思いますw


いろいろ考えるんですけど、本当に大きな災害の前では無力のような気がしてきました。うーん、どうしたら良いんだろう?…とりあえず、それを日々考えるってことをテーマとして与えられたような気がします。