すばる食

先ほどまで、やかん師匠が庭で観測していました。今日は「すばる」を月が隠す現象がありまして、撮像していました。
月は、動いている途中、時々背後の恒星を隠すことがあり、「星食」とか「掩蔽」とか呼ばれています。特に、惑星、明るい星や星団の場合は天体の名をとって例えば「金星食」とか「アンタレス食」、「すばる食」などと呼びます。すばる(プレアデス星団とも言います)のように明るい星が集まったところに月が来ると、次々に星を隠して行くことになります。(…といっても何時間もかかりますけど。)
ついでに、月の軌道の傾きが少しずつ変化していきますので、2005年から始まった今回のシリーズも今夜で最終回。この次に「すばる食」が見られるのは13年後のことになります。ですから、なかなか貴重な現象だったのです。
私は既に飲んでいましたので、ちょっとひやかした程度です。それでも双眼鏡で見ると、すばると月が並んでいるのがわかりました。肉眼では、月が明るすぎて星はわかりませんでした。三日月くらいならわかるんですけどね。さすがに半月過ぎると難しいです。
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