なぜ中年男性のくしゃみの音は大きいのか?

短く言うと「おっさんのくしゃみがやかましいのはなぜ?」って事。(大して短くなっていない…)

今日たまたま見ていたテレビで出ていた話。「池上かまいたち」、いろんな話題を短く簡潔に取り上げ、ちょっと笑いを交えて解説していく番組です。

池上さんの解説(及び番組後に検索して調べた)では、中年になると…

  • 抑え込む筋力が衰える
  • がまんしようとする気力がなくなる

という事のようです。大きな音(声)を出す事はマナー的に良くないとわかってはいるけど、筋力的にも、心理的にも抑えがきかなくなる…おっさんだし、マナーもどうでも良くなってくる…って事でしょうか。

子供の頃のことですけど、私も、父親のくしゃみが爆音でいつも煩わしく思っていました。思うんですけど、くしゃみをする際、本来『声帯を連動させる必要はない』はずなのです。くしゅっ!と、呼気を出すだけで良いはずなんです。ところがおじさん達は当たり前のように『声も一緒に出す』のです。要するに、声帯の連動はクセになってしまっているんじゃないかな?(自分もおじさんになってからは、父親譲りの爆音になってきています。)

自分の日常はどうかと言いますと、家の中などで誰もいないときは、遠慮無く「声出し」します。それも、ストレス解消を兼ねて思いっきりの。くしゃみをするって、ちょっとばかり我慢していた事を一気に発散させるわけで、これストレス解消になるんですよね。逆に、くしゃみが出そうで出ない時は、ストレスがたまります。
そのストレス解消も、最近はコロナ禍にあって、外ではやりづらくなりました。人が少ない公園などでも、大きなくしゃみをすると『やだー、あの人コロナかも…』って思われかねません。
こんな事がありました。中華系ファミレスで餃子を食べようとした時のこと。「酢とコショウで食べる」のが、ちょっとしたマイブームだったのですが、ほら、コショウってくしゃみ誘発作用があるじゃないですか!「ほら、くしゃみしろ!」とばかりに鼻粘膜を刺激するんですよね。それに気がつくのは刺激されてからだったんですけど…。『あ、くしゃみ出そう…でもコロナ禍にあって、くしゃみするのはマズい…ガマンしなきゃ…ガマンしなきゃ…』と必死に我慢しようとしたんですけど、結果、中途半端な声出しくしゃみになり、さらにコショウが鼻粘膜に貼り付いて、次々にくしゃみを誘発するし、散々な目にあいました。ちなみに、必死で抑えたくしゃみですけど、店内が静かだった事もあって、ほとんどの客が(店員も)こちらを注目していました…。あー恥ずかし…。

ちなみに先ほどの番組で、『くしゃみを我慢しすぎると身体に悪いことがある』とも話していました。背骨圧迫骨折、脳脊髄液減少症などのリスク、高血圧の人も要注意とのこと。自分も高血圧ですから、我慢すると身体に悪い勢の一員です。あまり迷惑にならない程度に、がまんしすぎないようにして、気をつけてくしゃみしたいと思います。