シガーボックスギターを作りました

シガーボックスギター(cigar box guitar)とは、昔、貧乏なミュージシャンがタバコの空き箱で作ったという3弦ギターです。(タバコと言っても紙巻きではなく、葉巻のことで、箱はB5判くらいの大きさです。)


以前、カンカラ三線を作りましたが、同じ店舗から出ているこちらのキットをたまたま見つけ、見ているうちに欲しくなったのです。


7月25日に開梱し、今日、完成。20日ほどかけて、のんびりゆっくり楽しみながら作りました。ちなみにニス塗りは5回しました。(ニスを塗ると24時間くらいは乾燥させます。参考→7月31日の更新
作ってみた感じですが…このキット、かなり手強いです。腕におぼえのない人は手を出さない方が良いです。(私だって大してあるわけじゃありませんけど…)苦労しても「作る喜び」や「音を出す喜び」を感じたい、という人にお勧めします。
音はウクレレ的な感じ。ハコが小さいですからね。弦はギターのものを使いますが、張り方は決まり切ったものはなくて、いろんなパターンがあるようです。1弦から3弦を張る場合が多いのかなぁ?
で、一応完成したんですけど、かなりのじゃじゃ馬。いろいろ問題が…それは…

  • チューニングしていると、エンドピンが…吹っ飛ぶ(笑)
  • チューニングしていると、弦がナットから外れる(泣)
  • ネックが太い
  • 弦高が高い
  • ビビリ音あり(ナット溝を削りすぎたか?)

まぁいろんな手をこうじて、なんとか楽しめるようにして行きたいと思います。(ホントは○○対策にアレをナニして××しましたけど、次回更新のネタ…w)


とりあえず完成した姿。これはver1.00。まだバージョンアップする予定があります。

周囲がアレなのはご愛敬…というか、いつものわが家です。


ヘッド部分。3弦です。


ボディ部分。

エンドピンが飛んでしまうので、ビニール袋をかぶせてひもでしばってあります。苦肉の策…。


ギターとの大きさ比較。かなり小さいですが、弦長は5mmほど短いだけです。


参考リンク→リキマニさんのブログより、ギター。変形ギターがたくさん!!!

次回、作成記を書きます。