シガーボックスギター製作記 (1)

昨日、ブログデビューしましたシガーボックスギター、その製作記です。(製作記?作成記?まぁどっちでも間違ってないかな…?)
前編は、基礎組〜塗装編です。


パッケージを開けたところ。プチプチに包まれた2包みのパーツ群。

ネックにはフレットが取付済み。(ここを自分で作るとすると、位置の計算から取り付け、えらく大変です)


開梱したところ。ボディとなる木箱は、そうめんか和菓子でも入っていそうな、どこにでもある木箱です。

その箱の中に、細かいパーツが入っています。


ボディの木箱(シガーボックス)部分。ここがシンプルな箱なのが、シガーボックスたる所以です。

箱はすでに箱になっていて、これに右側の補強パーツを木工用ボンドで接着します。


接着中。このために固定用クランプが必要になります。ホームセンターで、一番安い「せんたくばさみ型」を買ったのですが…。

この形、ある程度厚みのある物をはさみこむと、対象物が支点側に引っ張られるようになってしまいます。そのため、こういう固定をすると、補強パーツが箱の底面から引っ張られて、浮いてしまいます。普通の「C型クランプ」の方が良かったです…。


塗装に入ります。油性ニスを塗りました。透明ニスにする予定でしたけど、地元のホームセンターにて、たまたま透明が品切れでした。なんとなく着色ニスにしてみました。

本当になんとなく選びましたけど、どうせ着色ならもっと濃い色でも良かったかも。



実はニス塗りデビュー。よくわからないけど『まぁとりあえず、やってみよう』ってなノリで開始。当たり前ですけど、塗装よりも乾燥に時間がかかります。

塗ったものは、ニスが垂れてくるのでベタ置きできません。ブツをどう置いておくか、これが大きな問題です。たまたまですけど、ティッシュの空き箱を2個、ゲタ代わりにすると大きさがちょうどピッタリ。


ネックは形からいってベタ置きできません。そこでこんなふうに「空中固定」。ボディの中に入る部分は塗装をかけないため、その部分を支持に使います。

普通の家庭では、洗面所前のスペースを占領…というのはまず無理でしょう。その点、独り暮らしだとどこの場所でもやりたい放題です。独り暮らしサイコー!(笑)


ネックを支持するための「どっちもクリップ」。こんなふうにフレキシブルに、自由な形で固定できます。

実は全く違う目的で買っておいたのですけど、未使用でした。(イメージよりも大きくてゴツかったので…)最近こういう「買ったけど開けてなかった」物資が活躍する事が多いです。


塗装は約1日、乾燥させます。
★に戻る。(このループを5回くりかえしました)


ネックはあとから買った透明ニスを3回、ボディは5回(着色2回・透明3回)塗りました。塗装→乾燥→紙ヤスリがけ→また塗装…このくり返しです。


(つづく)