グレージング観測

ちょっと観測に出かけてきます。グレージングのラインが半年もしないうちにまた近くを通るなんて、そうないことです。ラッキー!
観測結果については、後ほど追記します。


【以下、3年前の同様の記事よりコピー】

グレージング観測って何かといいますと…

  • (主に)月が、他の天体を隠す現象を、掩蔽(えんぺい=オッカルテーション occultation)または星食といいます(日食もこの一種と言えます)。その際、星が月の縁をかすめるように隠されるのを、接食(グレージング・オッカルテーション grazing occultation)といいます。この観測を、通称、グレージング観測と言っています。地図上に投影すると、食されるかされないかの限界線が1本の線になりますので、限界線星食とも言います。この限界線をはさんで数100mおきに観測者を配置し、恒星が隠されるのを記録して図に描くと、月縁の山の姿が浮かび上がることになります。人数が必要なので、同好会などで観測テーマとされる事がある現象です。