岡崎倫典ライブ

水戸で、岡崎倫典さんのライヴがあり、行ってきました。


岡崎倫典さんについて。1998年以来の話。)


会場は「Girl Talk」というオシャレなバー。普段はジャズの生演奏などが行われるそうで、すごくいい雰囲気。お店は建物の2階にあり、ガラス張りの側面からは住宅街や駐車場が見えます。
開場時間の10分前に着いてしまい、早々に入店して待たせてもらいました。時間になると着席。ここで前から2列めをゲット。演奏位置まで4mの至近距離です!
ステージの段差はなく、座った目線の高さがギターのサウンドホールくらい。生ギターを聴くには最高のポジションです。

01.大地の輝き
02.スカンジナビア
03.アクエリアス(カバー曲)
04.ラフォーレ・ブルー(by松谷)
05.午前3時のメリーゴーランド
06.コスモス畑と一輪車
07.青のファンタジー
 =====(休憩)30分=====
08.Mrs.Robinson(洋楽カバー)
09.Killing Me Softly(洋楽カバー)
10.Without You(洋楽カバー)
11.Hotel Callofornia(洋楽カバー)
12.雪の華(カバー曲)
13.サンクス・マイ・ディアー
14.アデュー
15.ドーニング
16.目覚めの時
 (encore)
E1.雲の上の小さな島
E2.影丸と14匹の仔猫たち
E3.エイプ・イン・スノー


素晴らしい空気感。演奏が巧みなのは言うまでもありませんが、曲から音作り、空間の作り方までトータルに作り込んでいますね。ギター好きとして、たいへん気持ちの良い時間を過ごさせていただきました。さすが岡崎さん。
うんと背伸びして評論ぽく書いてみます。開放弦の響きをうまく残して、そこにコードの音をかぶせています。サスティンの使い方が絶妙といいますか…。エコーの重ね方といいますか…。柔らかくて、でも芯もあって、実に心地よい音です。音程が正確なのも言わずもがな。(…背伸びしてもこの程度のシロウトです、はい(笑)。)
でもプレイヤーの立場から言うと、これってものすごい事なんです。例えば、6弦の響きを残したままで他の弦の音を重ねていく…って、言うほど簡単じゃありません。押さえる側の他の指が開放弦に触れてしまい、したくないミュートをしてしまうのがよくある事。うまくできた時はガッツポーズもの(笑)。あ、これは私程度のプレイヤーの話ですよ。
…すっかり堪能しました。いい時間を過ごしました。岡崎さん、ありがとう。また明日もがんばれます(笑)。


メモ。岡崎さんのギターとサウンドシステムについて。現物を見たり、ネットで調べたりしました。

ギター Sumi DHR sakura ノンカッタウェイ
エフェクタ
 DD-3(Roland) ディレイ(7かも?)
 SCF(TC) コーラス
シールドは高いやつを…。