しばらく前から、首の後ろにイボができていました。これを、今月初めに床屋に行ったとき、そこのご主人が『取ってあげるよ。私、うまいんだよ。』と言うのでお願いしました。
イボっていうのはいろいろな原因でできるんですが、皮膚の下に脂肪などが集まって盛り上がったものです。私のは、ホクロが出っ張ったようになった直径1cmくらいのものでした。痛くもかゆくもないのですが、中に神経が通っているようで、引っ張ったり爪で押したりすると痛みを感じます。これ、どうやって取るんでしょうか?おそるおそる、床屋のご主人に身を任せた次第…。
イボを取るには、良く消毒した細い絹糸を使って根本を縛ります。おそらく血行を阻害して壊死させて取るようです。ご主人曰く『最初ちょっとかゆいけど、痛くないから。1〜2週間で取れるよ。取れる前にちょっと出血するけどね。』
言葉に従って2週間経ちましたけど、あまり変化がありません。ある日、引っ張ったりつまんだりしているうちに、根本がぬるっとする感じになりました。指を見ると、血が着いています。これは!近いのかもしれない!…と思いつつ、また忘れて生活していました。
昨日のことです。また引っ張っているうちに、ぷつんという感覚がありました。見ると、絹糸が皮膚と癒着してつながっているものの、イボ本体は身体と離れています。その後しばらく引っ張ったりしているうちに、コロッと落ちてきました。あぁ、ようやく取れました!縛ってから3週間かかりました。
取れたイボは、血の固まりみたいに真っ黒になっていました。元気だった頃(笑)は皮膚の色がちょっと濃くなったような感じで、『身体の一部』って感じがしたのですが、こうなると老廃物と同じような感じです。迷うことなく、ごみ箱へ。『さようなら〜。お疲れさま〜。』