老化

今日、病院に行った帰り、実家に寄ってきたのです。
いやー、両親がすっかり年老いている事を実感しました。父も母も健在ですが、二人の平均は80歳。まぁ歳取ってるから当然っちゃ当然なんですけどね…。まぁ生きているだけで感謝しなくてはなりません。
父が風邪をひいているとのことですが、最近、ちょっと体調を壊すとなかなか治らないんですよ。母は母で持病を抱えているし。まぁ「一病息災」とも言って、一つくらい悪いところがあった方が、気をつけて生活するので良い、とは言われていますが。それでも、会う度に、ここが痛い、どこが痛い、まずそんな話から始まるのが何だか寂しいなぁと思うのです。
今日は『父が風邪なので買い物に行けない』と母に頼まれ、私の車で一緒に買い物に行きました。スーパーを一緒に歩いて思ったのですが、母の歩くのが…遅くなった…。若い頃のスタスタ歩く母を良く知っているだけに、絶句ものです。遅きに泣きて三歩歩まず…って感じです。
そして最近の傾向ですが、思考の柔軟性が無くなり、自分の思いついた事に固執するんですね。「美味しいから○○買っていこうよ。」と思いつくと、その事ばかり言っているし。「この間食べたからいいよ。」と言っても、何度も蒸し返すし。それでもまだ、怒りっぽくならないから楽なんですけど。
うーん、息子としては、自分の身の振り方もそうですが、そろそろ「介護」とか「葬儀」とか、心の準備をしておいた方が良いのかもしれません。